バレエ講師の契約更新と将来の収入の不安解消するための対策

雇われフリーランスの習い事講師ともなると、大方はフリーランスの講師の方が多いでしょう?

 

例えばバレリーナの人や、元バレリーナで現在フリーランスの人は多いですよねともなるといくつかのオープンクラスのバレエスクールや、個人経営のバレエスクールで講師として「委託業務」の雇用契約を結んでいることが多いです。

 

この契約は、将来の不安定な収入具合のために一定の年収は長期的に増やすこともできなく、5年後、10年後スパンで考えると、今と同じ契約更新ができる保証はありません。

 

フリーランス雇用、バイト雇用採用の場合、使用期間2か月を踏んで1年ごとの更新見直しということが一般的です。

 

大先生の個人経営のバレエ教室であれば、少ない月の報酬でOLと同じように年々お給料が増えたり、年2回のボーナスもないため、このまま50代、60代、それ以上、年金生活になるときを考えると、果たして講師という仕事をそのまま継続できるのか・・・どこにも保証がありません。

 

そこで、フリーランスという習い事の講師の将来的な年収アップの壁と対策、フリーランスやバイト雇用の採用時の雇用側の本音などについて現場から解説していきます。

目次

バレエ教室他、習い事スクールの講師の契約時の注意点

バレエの世界では雇われ講師の場合、専任採用はかなり稀で正社員雇用もほとんどありません。

 

そのため、一般の派遣社員や契約社員、正社員と比べると定年まで働き続けることができる保証はどこにもありません。

 

自由な契約雇用はメリットですが、社会的保障もなく、雇用の安定の意味ではいつ収入を失うかわからないという不安材料を抱えることになります。

 

子どものバレエスクールの夏休みや冬休みなどの長期休暇時の大幅な収入ダウンに注意!

バイトもフリーランス雇用も子どものバレエスクールの夏休みや冬休みなどの長期休暇時は収入が大幅にダウンするじきでもありますよね?

 

コンクールや発表会の練習の担当になっていれば、特別手当もあるでしょうけど・。

 

バイトと同じく時給制または1クラスいくらの報酬制なので、スクールがお休みの時は別のバイトや別のバレエスクールやオープンクラスのレッスン講師で収入を確保しなくてはなりませんね・・・。

 

一般企業のようにミドル世代の社員が少ないことからパート社員として社会保険の加入も認められていますが、バレエ関係、芸術関係、習い事のお教室の先生であると、社会保険にも加入できないのが現実です。

 

社会保険に入れないため介護や育児休業もとれないし、福利厚生の面を考えるとそう長くは続けていけない職業です。

 

それでも好きなこと、自分のやってきたことで仕事がしたいというのであれば、必死に雇用契約の更新を確保したり、複数のバレエ教室を掛け持ちしてらっしゃいます。

バレエスクールで複数の雇われ講師のフリーランスやバイトの長期契約は基本ありません

バレエスクールで複数の雇われ講師のフリーランスやバイトの長期契約は基本ありません。

 

フリーランス=業務委託契約であると、双方どちらかの更新ができなければ、最初の紙面上の契約にもよりますが、1か月前に申し出るだけで契約解除ができてしまいます。

 

講師側がスクールをやめたい場合は1か月前にその旨を雇用側に伝えるだけなので簡単ではありますが、自分の意図とは逆に簡単に契約解除されてしまう厳しさもあるので、この働き方に注意が必要です。

 

とくに都心や大都市で増え始めている、習い事教室の講師と経営者が別のスクールではこの点は要注意です。

 

いつ突然解雇されるかもしれないという不安材料を抱えたまま、30代、40代、50代を見据えてこんな雇われしかされない先生として年収アップや収入の安定=生活の安定が望めないですよね?

 

私もかつてはフリーランスで雇われ側だったの、この将来的に生活の面で不安定な状況にいたため、現状はかなり厳しいことを実感しています。

 

詳細はお伝え出来ませんが、ある大きな都内の子ども対象のバレエスクールで運営側として働いていると、このように講師として雇われる側の収入の厳しさや将来の生活の不透明さが見えてきてしまうのです。

 

バレエの先生によっては長期公演でスクールを不在になる場合、スクール経営側の裏情報

バレエの先生によっては長期公演でスクールを不在になる場合、スクール経営側の裏情報として少し解説していきたいと思います。

 

バレエスクールの形態にもよりますが、先生自身の長期公演のためにスクールの教えが不在になってしまうことがあると、その場で解雇される場合があります。

 

もちろん教える側はそれを覚悟している場合もありますが・・・。

 

スクール経営側にとっては、生徒さんの数が大きな収入源になります。

そして生徒さんは受け持ちの先生のレッスンを定期的に受けることで先生への信頼感がアップしていきます。

つまり、カリスマ的存在になるといってもいいでしょう。

 

その先生が自分たちを数か月間見捨てて、自分の長期公演でクラスを見られなくなるとしたらどうでしょう?

 

生徒の中には不信感を抱く生徒さんも生まれてきます・・。

もっと自分に対して一生懸命教えてくれる、そういう先生がいらっしゃるスクールに変えようとするの親御さんもでてきてしまいます。

 

そうなるとスクール経営側として、生徒のバレエの成長を考えると、長期休暇が多い先生は雇えなくなってしまうのが現状です。

 

またこのような長期休暇が多い先生の評判やうわさもすぐに広まってしまうのがバレエ界の現状でもあります。

 

某バレエスクールで運営側として事務兼講師もやっておりますが、そういった生徒ありきの運営側の対策として、やはり習い事、バレエの講師を複数かけもちだけの仕事は、いくら好きな仕事でも長い目でみると、生活の安定は望めない仕事になります。

 

他の習い事と全くないバイトと掛け持ちでスクール講師を両立していくのも収入の安定、年収アップを長期的に考えるならバイト×フリーランスの生活はかなり危険です。

 

日々、バレエや習い事の先生としてしっかりと仕事をこなし、周囲の信頼を勝ち得得ながら、バレエを教えながら長期的に時間と場所の融通がきく副業を考えることが安定した収入をえるために必要なことです。

 

まとめ

(バレエスクール運営側の目線で分析したバレエの先生の年収と将来の生活について)

一度バレエの講師や他の習い事講師のお仕事を複数掛け持ちで、業務委託契約やバイトでやってしまうと毎日が非常に忙しく、体力的にきつく、将来の生活や安定した収入や年収アップについて考える余裕がありません。

 

目の前をこなしているとあっという間に1年3年、5年が過ぎてしまいます。(私自身もじつはそのような時期をプロのバレリーナとして、そして同時にバレエスクールで教えのバイトを掛け持ちでしていた時期が20代のときにあります。)

 

本当に定年まで自分は働きたいのか?
本当に定年まで働けて生活ができる年収が確保できるのか?
どんな働き方があなたにとって理想なのか?
今のバイト代や講師代や待遇で何かあったときに対応できますか?

将来のこと、年収のこと、安定した生活費+@のこと、きちんと計画立てて考える時期に来ていると思います。

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