バレエ講師の時給・年収の実情、バレエ教室って結局儲かるの?

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バレエを習っている生徒さんで、将来プロのバレエダンサーになりた人も、バレエの先生になりたい人もいます。

バレエ教室の先生になる具体的な方法、その資格の有無、年収はどのくらいなのか、将来の展望について1つの実例と体験談をまとめました。

目次

バレエの先生、アシスタントの報酬

現在のお教室でそのままなんとなくバレエアシスタントになりました。

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小さいころからずっと習っていたバレエ教室でプロのバレエ団に入った人もそうでない人もある程度の実力がついたら、バレエアシスタントとして大先生のクラスの1つや2つを任されるようになります。

大抵は年少の子どものクラスや大人のバレエクラスを任されることが多いです。

徐々に本格的にバレエを学んでいる小学生~高校生クラスも任される場合もありますが、やはり実力を必要とされるクラスは、バレエ団に入った人や大先生が教えることが常識です。

このフリーターのような感じでバレエの先生をやっていくことはできますが、本職としてこれだけで生活をできるようになるには難しいです。

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バレエのお教室によって報酬額はばらつきがあるし、報酬額については具体的にお互いに話さないことが多いので、実際の金額の統計をとるのは困難です。

ただ個人的に私自身がバレエアシスタントをやっている地元のお教室では、1か月に4回、週1で小さい子供のクラス(幼稚園クラスと小学生低学年)を教えた場合の報酬は2万円でした。

バイト料からみたバレエお教室のアシスタントのメリット

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週1回、1クラス50分(小さい子供は体力も集中力ももたないのでこのくらいのレッスン時間です)で1回5000円となります。

1回で5000円は高いのか安いのか?

単価にしたら高いです。

年収や職業から考えるバレエ教室のアシスタントのデメリット
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でもこのクラスを年とっても任される保証もないし、契約書も何もないので、不安定です。10代、20代のアルバイトで、実家で暮らしたり、仕送りがあればいいのかもしれないですね。

バレエ講師やバレエアシスタントの年収は?

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バレエの先生の気になる収入について実話と現状を少しだけ話します。

個人経営のお教室のバレエ講師、アシスタントがどのくらい稼げるかについてはお教室によって違います。

それを本業としている場合は、1クラスの単価60分~90分で4000~5000円ほど。

このクラスを週1の割合で受け持った場合、

  • 週1バレエアシスタント 1か月 20000円 1年 24万円
  • 週2バレエアシスタント 1か月 40000円 1年 48万円

バレエのお教室によっては、大先生が教えるクラスが多いほどアシスタントが受け持つクラスも少なくなるので、それだけ収入は減ります。

また1つのお教室でもアシスタントが数人いる場合、お教室のバレエを教えるだけでは生活できないので、副業でバレエ以外のバイトをする友人もいます。

バレエのアシスタント求人で自分で就職活動して他のバレエのお教室を2,3個かけもちで月収15万円ほどの生活をしている人もいます。

当然実家暮らしの人が多いです。

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私の同じお教室出身のバレエの友人は40代、未婚、実家暮らし、飲食関係のバイトで10万円ほどの生活費を稼ぎながら、バレエのアシスタントで月5万円ほどで暮らしています。

もちろん老後の貯金はほとんど溜まっていません。国民年金は現在で手元に残る額が7万円を切っているのに。

両親はいつか死んでしまいます。そうした時に、貯金ほとんどなしでバイトなんて社会保障もなくどのように老後の生活をやっていくのでしょうか?

現実、誰も助けてはくれません。厳しい現実が待ってます。

バレエを教えるだけではやはり食べていくのは厳しいです。

30代、40代以上になり自分の体力やバレエの能力、外見の衰えによっても若いバレリーナや先生と同様に対抗していくのは難しい年代にもなっていきます。

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バレエ教室の経営とバレエ講師の年収の実情

時給に換算すると高い職業の1つにはなりますが、一般企業のようにフルタイムで働く雇用制度、社会保障が現状です。

自分でバレエ教室を立ち上げた場合、生徒さんが10人以上集まれば、スタジオ代、レッスン代や発表会費用、コンクール代が自分に入ります。

必要経費を差し引いても、雇われバレエアシスタントよりも年収は200万円、300万円以上は稼げる計算になります。

あくまで生徒が集まって、継続して生徒数が確保できればの話です。

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