オープンクラスのバレエスクールではなく、個人経営のお教室でバレエを小さい時からずっと続けて、男性といっそにパドドゥをやったり、コンクール出場したり、発表会でソリストや主役のいい役がもらえたり。
そういう状況になってくると、いずれ高校生や大学生の時や、プロのバレリーナになったときにお教室の先生から打診されるのが、バレエのアシスタンとのお話。
長くバレエを続けてきたのだからそれなりにバレエ一遍の生活だから、その関係性のあるバイトができるのは願ったり!といいお話のようにも思えるのですが・・。
収入面からいうとお教室の先生の裁量で毎月の謝礼代(お給料?)の額がきまってしまうし、ほとんどタダ働き同然の世界なのが事実です。
バレエの教えをこの先もやっていくうえでの経験と思える人だったらいいのでしょうけど、実際にの問題は生活できるか?!ってとこにかかってきますからね。
だからもっと収入を確保できる都内の大きいオープンクラスのバレエ担当の仕事をいくつもかけもちして生計を立ててるプロのダンサーやバレエ関係の人たちもいらっしゃるのが現状。
大物になって名が知られて有名なプロのバレエダンサーであれば、他のお教室をかけもちしているのでといって、出身のバレエのお教室のアシスタントのお話を断ることもできるけど・・。
プロのダンサーにもなれなくて、お教室でしか教える口がないって状況だと立場が違いますよね。
ただでさえバレエの教えで食べていけないことぐらいあ分かっていて、長くバレエを続ける人もそれほど多くないので、バレエのアシスタントを劣悪な条件でも続けてくれる人を確保するのが大変というのが、個人経営のバレエの大先生の思惑です。
なかなか代わりにある程度踊れて、若い年齢で、先生の意見や考えを受け入れてくれる生徒さんを探すとなれば結構大変な作業なんですよ、実際。
そして個人経営のお教室の先生によっては、他のバレエ学校やオープンクラスのバレエで教えをかけもちするのを嫌がる大先生も多いので・・。
そうなると出身のお教室の教えも経済的理由でもやめずらく、かといって他のバレエ関係のバイトをする時間もなく、また大先生が嫌がるのも原因で他のバイトもできないとなると、どうやって今後社会人として独り立ちしていけるのでしょうか?
バレエのお教室のアシスタントを辞め時に実際にある怖い話
個人経営のバレエ教室のアシスタントをきれいに辞められなかったことが原因で、変に事実でないうわさを関係のあるバレエ関係者に吹聴してしまう大先生も残念ながらいらっしゃいます。
そうなると、うわさがうわさを呼んで、新しいバレエのお教室での職探しも難しくなっちゃう場合があります。
事実、私のお教室のバレエではアシスタントが辞めるときはいつももめ事が生じてました。
次の代わりのアシスタントがいなくなると大先生にけんか腰に言われたり
- 代わりの人を見つかるまで辞めさせないといわれたり
- 他のバレエのお教室で教えをすることも禁止されたり
- 大先生が知人のバレエ関係者の先生に自分の陰口をたたかれたり
バレエのアシスタントを辞めるときって思ってもみない非常識で人間性を疑ってしまうことが多々生じることが多いんです。
きれいに辞めたければ、
- 結婚
- 引っ越し
- 留学
- 会社に就職
こういう理由がもっともスッキリやめられますよ。
ただし、どこかでまたバレエを教えたりお教室を開くと、何かとすぐにうわさが流れてしまうので、辞めたバレエのお教室の大先生にも伝わるのも時間の問題です。
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