もともとバレリーナを含む芸術家、フリーランスで仕事をしている人はコンスタントに安定して仕事があれば収入の心配と常に隣りあわせということは感じているでしょう。
社会情勢によって収入源がかなり左右される。
自分が元気で体力的にも問題なく、年齢も若ければ収入が少なくてもバイトすればいいや、という感覚の人も多い。実際に日本のバレエ団は満足なお給料は出ないのが事実なので、他の仕事で生活費を得なければならないバレエダンサーも多い。
こういった状況はバレエの世界に限らず、日本の芸術家、フリーランスにも多くみかける事実。日本のバレエ団はトップになっても特に女性はできないのは大問題。
ずっとこのような感じでバレエ+副業で一日の多くが副業でつぶれて疲れて一生を過ごしたいですか?老後の生活も満足に貯金もたまっていないバレエダンサーは山ほどいます。そんな不安定な生活ずっと続けたいですか?
浮き彫りになった保証のない日本のバレエダンサーやアーティスト、フリーランスの弱点
私自身バレエの世界にどっぷりとつかっているので、日本のバレエ団、プロのバレエダンサーの現状を社会保障の観点から伝えたいと思います。
日本でバレリーナになる=フリーランスなるには東京バレエ団、新国立劇場バレエ団、Kバレエカンパニー、谷バレエ団他のように毎年冬~春先に行われるバレエ団のオーディションを受けて入団することになります。
そのために子どものころから、たいてい3~4歳のころからバレエ団付属のバレエ学校や個人のバレエ教室でふつうのレッスンに加えコンクールや研修等、バレエだけの子ども時代といっても過言ではないほどバレエだけの時間を過ごすことになります。
バレエだけの生活で過ごしてきて晴れてバレエ団に合格した後の年収を考えてみました。
女性は男性ほど収入がないことも頭の片隅に置いておいてください。
20代のバレリーナの年収はバイト代を含め200万~300万円前後ということが分かってきました。
20代
年収240万円バレリーナはレッスン代や舞台衣装など、お金が掛かる割に収入は少ないと思います。
それでも踊ることが好きで、この仕事は天職だと思っています。
20代
年収320万円日本のバレエ団のオーディションを受けて、しばらく日本でバレリーナとして活動していました。
ただ日本のバレリーナの収入は公演の、出演料のみで生活するのも大変でした。今は海外のバレエ団のオーディションに合格し、十分に生活できるだけの収入があります。
(参考:https://heikinnenshu.jp/sports/barerina.html)
(←参考:https://heikinnenshu.jp/sports/barerina.html)
20代であれば好きな職業を続けるために、他でバイトで収入を得ながらバレエを続けるのもいいかもしれない。ただ30代、40代、それ以上になってどのように生活費を稼いでいくのでしょうか?
体力も減り、見た目も若くなくなっていく。プロのバレリーナはだいたい30歳前後で辞めていくので、そのあとの生活・職業の心配が常につきまといます。
浮き彫りになったバレエ関係やアーティスト、フリーランスの弱点
フリーランスという職業自体、自分の力で仕事をみつけ生活していくということを考えると、収入面に関しては常に変動するので、収入は安定しないです。
また例えば2020年に世界的に蔓延した(新型)コロナウィルスの影響で、日本の政府はフリーランスに対して十分は生活の保障をしていないことも明らかです。
例えば私自身を含むバレエ関係者、フリーランスや自営業に対する給金の保障はたったの最大100万円までの保障しかありませんでした。
その支給金を受けるにもまず「確定申告」をしていることが条件で、そのうえで数々の「収入証明」がないと支給されない。まさに泣き寝入りです。
バレエダンサーや他のフリーランスにも多いことですが、仕事を受けるときに契約書を発行しないで口約束で仕事をして報酬を得ることもあります。
またその報酬もギャラとして「現金」で受け取る場合が多く、銀行通帳に収支の確認もできないこともあります。
男性のバレエダンサーは発表会のパドドウで舞台が終わった直後に現金でパートナー代として受け取る場合が多いです。
バレエ教室でもワークショップや特別講師をやった場合も振り込みではなく、その場で現金収入を受ける場合が多いです。
こういった場合、経営者がしっかりとしていれば「領収証」を発行してくれますがそういうことも少ないでしょう?
そういったことが例えば給付金を受け取る手続きで障害になっています。
このHPでも最近話した通りフリーランスを含む個人事業主に最大100万円の現金給付措置が実行されてますが、それでも緊急の場合なので一人2,3か月しかもたないでしょう?
家族がいる場合はどうするの? このまま収入が激変して、また収入0で生活はどうしたらいいのか?フリーランスという立場、先の見えない不安にかかられます。
法で未だ整備されていないバレエダンサー、フリーランスの雇用・失業保険現実
フリーランスの立場から日本の社会保障制度ということを考えてみます。
私自身、以前はOLでしたがネットビジネス&バレエ関係の仕事についているのでフリーランスという形態で仕事をしています。
舞台のイベント企画・運営で収入を得たり、バレエ教室運営で収入を得たり、ネットビジネスでも収入を得ています。
社会保障面から考えると、OL時代のように厚生年金はないので、国民年金・国民保険に加入してます。老後を考えるとたった数万円の年金生活では暮らしていけないことも理解してます。
日本では社会保障はフリーランスには国の支援がかなり不十分です。またバレダンサーならなおさら体を酷使する仕事なので怪我が多いのですが、それに対しても休業手当、一時的な失業保険にたいする給付も全くありません。怪我や大きな病気で踊れなくなっても一切保証はありません。
今に始まったことではありませんが、日本でフリーランスだけで生活費を得ていくにはかなりリスクがあります。
日本のバレエダンサーを含む芸術家、フリーランス、自営業の人たちはこういった社会保障に対するリスクが全く整備されていない状況です。
元バレリーナが選んだ経済的生活を安定し豊かに暮らしている方法?
フリーランスであるバレエの世界に限ったことですが、バレエ団の経営もやバレエ教室も収入的には簡単にできることではありません。
バレエ団の公演や発表会ではイベント開催に対して莫大な費用がかかります。その費用を埋めるのにチケットを買ってくれるお客様が必要。そうでなければイベント収入はなりたたない。
新国立劇場のバレエ団や東京バレエ団、Kバレエカンパニー等、チケットを買って舞台を見に来てくださるお客様は多くいらっしゃいますが、チケット自体安くなく、最低でも1万円以上するので毎回舞台ごとにチケットを買って見に行くというのは一般家庭では難しい。
チケット収入を毎回満足の行く程度に得られるのはかなり厳しいんです。そうするとどういうことが発生するでしょうか?
バレエ団によってはバレエダンサーたちがチケットを自分で購入して知人にばらまくという作業が萬栄しています。バレエダンサーが大金を支払わなければならない悪循環が生じてます。これではバレリーナとしての収入が確保されていないですよね?
だから他で収入を得なければならない状況が萬栄している。バレリーナなのに他でバイトして生活費を得なければいけないんですよ。
例えば私自身フランスでバレエカンパニーで収入に不自由なく生活できていた環境から日本に帰国してからほんと生活費を生み出すのに苦労しました。
当時は、「バレエの職業」ということに変なプライドをかざしてましたから(笑)。でも東京での生活費の高さ、海外と違いお金がある程度ないと余裕ある心ももてない、常にメンタル的に生活の不安がつきまといました。
だから日本でバレリーナを続行するのをやめ、手っ取り早く安定した職業と収入を得るためにOLに転身したわけです。
その時からやはり生涯、OLでその他大勢の一人として人生を過ごしていくことに大きな疑問を感じてました。早くOL生活を辞めたいと思ってました。
だからそのためにnihongo1000先生のアフィリエイトクラブで毎日、さぼった日もありますが、0スタートで自宅で時間が許す限りブログアフィリエトで中長期的に自分の揺るがない資産を増やしていいくことを実行しました。(詳しくは例えばこちら→)
もちろんもとに元日本語教師・売れる塾講師でイギリス留学経験があるnihongo1000先生の手厚いサポートと助けをいただきながら2015年からやってきました。
おかげで好きなバレエに費やす時間をマックスに使いながら、収入は在宅で得られるブログアフィリエイトを継続しています。ここに公開してある情報は1篇に過ぎないですが、その1篇である「恋愛系サイト」1サイトで20万円前後毎月の収入を得ることができてます。
バレエダンサーでも家族があったり、生徒の数によってお教室の収入がもろ影響してしてしまうことだけを年金をもらう世代になっても安心して稼げるジャンルとはいいきれませんよね?
(年取って動きが見せられない美しくない元バレリーナより若くて現役バレエダンサーのほうが魅力的と考える生徒さんは多いでしょう? 自分がもしバレエを習う立場だったらよぼよぼの老人よりも若くて体のラインが美しいダンサーが教えているバレエ教室に行くともいますよ?)
フリーランス、自営業、時間の自由と引き換えに安定しない収入に不安を感じる生活はもうやめませんか?
いつどんなときも揺るがない収入を確保し、年収アップにつなげる方法は、例えばアフィリエイトの一部であるユーチューバー&バレエダンサーのヤマカイ氏のようにバレエダンサーも副業で安定した収入を得る時代ですよ♪
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