数多くいるバレリーナになりたい人の中からバレエ団のオーディションに受かることはすっごく嬉しいことですよね。
職業舞踊手となれたわけですから!
ただ女性の場合、バレリーナとして今後経済的に厳しい生活が待っていることは十分に覚悟しておいたほうがいいです。
所属するバレエ団によってバレリーナの経済状況が違ってきます。
ほとんどのバレエ団ではきちんと毎月のお給料はなく、逆にバレリーナが出費しなければいけないこともあります。
- 公演のチケットノルマ
- バレエ団に支払う毎月のレッスン料
- 主役級の役になるとかかる役付きフィー
東京ではきちんと男女ともコールドまでお給料がでるのは新国立劇場のバレエ団だけです。
だからバレエの練習だけに専念でき、技術も容姿もレベルも高い人たちだけがなれるバレエ団なんです。
余談ですが、某Mバレエ団では、「主役は100万だけど大丈夫?」って聞かれますよ。
年間のバレエ公演回数もバレエ団によってさまざま
やはりバレエ団でも経済的に豊かなバレエ団は公演回数も多いです。
新国立劇場バレエ団、Kバレエカンパニーが公演数は多いですね。
小さい規模のバレエ団だと、それこそ年に数回の公演しかなく、お客さんもそれほど集まらなく、結局発表会に毛が生えたような公演になってしまうこともあります。
結局、1年のうちバレエの教えやアルバイトをやっているときのほうが公演やリハーサルより多くなってしまいます。
そういうバレエ団に所属してしまうと、何のためにバレエ団に入団できたのか分からなかうなっちゃいますよね。
男性のバレエダンサーは女性よりまだいい状況ですが、やはりバレエ団だけで生活していくことは非常に難しいです。
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