新国立劇場のバレエ団とKバレエカンパニーのソリスト級以上のバレエダンサーをのぞいて、日本のバレエ団に所属しているバレエダンサーの多くは、職業舞踊手だけでは生活できないのが悲しい現実ですが現状です。
お給料も支払われないし、しかもバレエ団のレッスン料や公演のチケットノルマまであるバレエ団も少なくありません。
チケットが売れない=お客さんがバレエを見に来ないということだから、結局バレエ公演は赤字だし、空席が目立つバレエの公演なんてダンサーもやる気がなくなってしまうのが原因ですね。
だから実家が裕福でバイトしなくても家が生活費を出してくれる家庭以外のバレリーナは、アルバイトで生計を立てています。
バレエを教える場合の時給の相場はいくら?
バレエ団付属のバレエ学校では、同じ系列の(元・現)バレリーナの方が教えていらっしゃることもよくあります。
またバレエのオープンクラスやフィットネスやカルチャーセンターでバレエの教えをかけもちしている人もいます。
自分が子どもの時から通っているバレエ教室で教えをやっている人もいます。
そういったバレエの教えをする経営がどこかによって、アルバイト代も時給も違ってきます。
また、オープンクラスではバレリーナの名声によっても時給が違うため一概のこれくらいの時給とはいいがたいのですが、あくまで平均的な時給をここではお伝えしようと思います。
スポーツクラブやフィットネスクラブ、カルチャーセンターなどで教えるな愛、1クラス1時間半で5,000円前後です。
オープンクラスのバレエでは、バレエ講師によって時給が違うこともあります。
1クラス90分いくらというわけではなく、受講生の数=単価になります。
私のバレエの先輩は、自分はオープンクラスでは新参者なので、受講生一人当たりの単価はすっごく低く、いつも20~30人ほどの受講生がいるけど、1クラス1万円ほどといってます。
年とってもバレエの雇われ教師として生活できるのはごく一握り
現役のバレエ人生が終わると、バレエ講師だけで生活していくのはかなり体力的にもハードだし、いつまで講師として雇ってくれるか不安がつきものです。
特に日本のバレエの世界は20代の人が人気のあるという風潮があります。外国は違いますが・・。
だからいつまでも雇われバレエ講師でいると、ケガや病気になったときに潰しがきかない職業になってしまうことが予想されます。
そのためにも、早い段階で転職できるアルバイト歴を作っておくとか、資格を取っておくとかしておいたほうが将来の身のためです。
コメント