海外の国公立のバレエ団はお給料も高いのはもう知ってますよね。
そして欧米ではバレエダンサーとしての社会的地位も高く、コールドだったとしても職業として確立されています。
国家公務員の一員なので社会保障もきちんとしているし。
誰でも一度は外国のバレエ団で踊ることを憧れるのではないでしょうか?
契約更新は1年毎のところが多いですが、何事もなければ契約更新できることは多いです。
そうしてキャリアと経歴をもつようになってコールド以上になれればそれだけ年収もあがるし、ゲストとして他のバレエ団へ招待されたり、発表会にゲスト出演したり、フェスティバルへの招待依頼がきたりと、お給料以外にも稼げるようになります。
こういった海外の国公立のバレエ団はほぼ毎年1,2月~4,5月にかけて公募オーディションをします。またすでにバレエ団でプロとして踊っている経験があるなら、プライベートオーディションも受け入れてくれるバレエ団もあります。
バレエ団のメリットを生かして外国人の振付家・ディレクターへアピール
通常だと自力でこういったオーディションの手配をする人が多いのですが、すでに日本のバレエ団に所属している場合、公演のために海外から振付家やディレクターを招待して、公演の作品を手掛けるバレエ団も多いです。
そういったとき、チャンスを狙うことも必要です。
振付家やディレクターに「海外のバレエ団で踊りたいので、プライベートオーディションをやっている人を紹介してほしい」と意思表示することが大切です。
カタコトの英語でもしっかりと通じます。
チャンスは自分で行動してつかむことから始まりますよ。
中村祥子さんも、ウィーンのバレエ団で大ケガをして来シーズンの契約を更新できなかった時、当時、同バレエ団出身でベルリンのディレクターに就いたマラホフさんに直接連絡をつけて、プライベートオーディションを願い出ていますよ・・。
(個人的に、自分自身も留学中に可愛がっていただいた学校の校長先生に連絡して、何かオーディションの情報はないかどうか、卒業した後でも連絡をとってオーディションを受けました。)
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