バレリーナを目指す人の多くは高校や大学卒業後、またはバレエ留学後にバレエ団のオーディションを受けてバレエ団に入団するのが王道。
ただバレエ団に受かるのは超一握りの人たちに限られてます。
10年前よりももっとバレエ人口が増えているので、バレリーナになりたい人はいっぱいいるのに対して狭き門です。
バレエ団のオーディションに落ちたらどうする?
大学進学する人や、再度来年バレエ団のオーディションをうけるか、習っていたところのバレエ教室で運よく助教としてアルバイトできるか、自称フリーのダンサーとしてバレエ団に受かる実力のないままセミプロとして会費を払う発表会に参加する人も中にはいます。
個人的にも、バレエ教室にいた友達たちの中にはそこそこバレエを踊れるし、シロウトではないし、だけどバレリーナになる実力はない中途半端な人たちがいました。
そういう友達が選んだ道の1つがセミプロとして、アシスタントをやりながらバレエ教室の発表会に参加したり、バレエ協会の公演に端役として参加したりして、20代の時はそのようにバレエをやってました。
セミプロとしてプロ経験のないままバレエを続けるフリーダンサーの苦労さ
バレエの職で生きられるのは本当に選ばれた人たちだけです。
とはいっても、好きなバレエしかやってこなかったらいきなり夢を諦めて他の道に進むことなんか考えられない人のほうがおおいです。
それだったら人生のうちでやりたいことをやっていられる若い20代の時期に、プロではないけど”セミプロ”として発表会やバレエ協会の公演に参加するのもいいです。
ただし、バレエでは到底生活はできないので、よっぽど両親の経済援助が受けられる人以外は、バレエの教えのアシスタントや、リハーサルの合間にアルバイトをするのは免れません。
バレエ人生後に活かせるアルバイトをしよう!
バレエのことをよく知らない一般社会の大勢の人たちが思っていることですが、30代以上でこのようなセミプロの経験をしていると、婚活でも相手にされなくなるし、普通の正社員の仕事も非常に見つかりにくくなります。
だからアルバイトで少しでも職歴になるような、手に職がつけられるものを選ぶといいです。
マッサージ関連、リラクゼーション関係、アロマ関係、飲食関係等のアルバイト経験があれば30代以降、バレエを辞めた後も仕事はみつかりやすいです。
今は少子化が加速し、第1次ベビーブームの定年退職者も増え、人手不足が慢性的に続く世の中なので、再雇用や再就職は40代になってもかなりあります。
でもその年代にで生活を不自由なくできる仕事に着けるのは、20代~30代初めまでにしっかりと一般企業で働いている人か、手に職をもって経験を積んでいるキャリアのある人たちです。
20代後半、30代になって、プロとしてのバレリーナの経験もなく、アルバイトでなんとか生活をしのいでバレエしかやってこない人生だけは歩まないように注意が必要です。
どこで自分のバレエに対する実力を見極めるか?社会人としての自分の将来をしっかりと考えておくことがポイントです。
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