東京都内で大人から始めた初心者のバレエを中心に都内でいくつか経営しているオープンクラスのバレエ教室が独自でやっている?世界でも日本でも知られていない民間のバレエ講師になるための資格講座があるのって知ってますか?
10年前以上から海外でプロとして活躍されているバレエダンサーやバレリーナの方々が国で認められている世界的権威があります。
バレエの先生になるための資格「RAD」や「フランス国家バレエ教師認定資格」を学び、選ばれた人だけがバレエの教師になることができる、実力がものをいう厳しい審査を課しているバレエ教師資格は知ってますよね?
↑このように国立のバレエ教師の資格とは比較にもならない、下手するとバレエ歴10年以上の大人からバレエを始めた人でもバレエの体の条件や実力に関係なく民間の資格を作っている「パレゾナンス」のバレエ教師資格について事実を述べていきます。
注意しておきますが、辛口トークではなく、事実なので。
次の画像は「パレゾナンス」で公表されている民間すぎるバレエ教師の資格養成講座の一部です。
(http://ballesonance.com/training_school/index.html)
民間すぎるパレゾナンスの「バレエ講師」になるための養成講座の疑問点
上記のバレエ教師になるための民間の資格?があることすら私個人のプロのバレエ仲間の間では知られていない民間の講座です。
もともとプロのバレエ団出身のプロダンサーはこういった資格がなくてもプロのバレリーナとしての肩書があれば、バレエを教えていくことは日本なら可能ですよね?
プロということで、プロ経験のない”セミプロ”ダンサーのような人たちや、プロでもなくRAD等の資格もなく、バレエ教師やって大きな顔している大人もたくさんいますからね。
さて、例のパレゾナンスの「バレエ講師養成講座」の募集事項に対する疑問点について述べていきます。
① まず、募集記事自体が2015年のもので古すぎるので、今はこの民間の講座自体どうなっているのか?状況が公につかめない。やり方がいい加減です。通常ならこの講座を受講した人の感想や体験談を載せます。今後このような講座に興味がある人のためにね。
② バレエレッスン歴10年以上の人ならだれでもOKというレベルが低すぎる養成講座。
教師になるのに、成人していて、大人から始めた人でもバレエの先生になれてしまうという程度の低さ。
バレエは幼少期から始めていないと体に踊りや基本、テクニックがみにつかないほど大人から初めてプロのダンサーになれる習い事ではないです。
下手すると、大人からバレエを始めた人でもこの養成講座でバレエ教師として教えている「なんちゃって」先生よりずっと上手かもしれないですよ?そんな人にバレエを習いたいですか?
③ 「大人初心者向けのバレエ講師になりたい人」募集の意味を考えたことありますか?
①②でバレエ歴週1の趣味程度でレッスンしている人もバレエ講師の資格がとれるレベルの低い講座だから、レベルの高いジュニアや本格的にバレエをやる子供、ずっと子供のころからバレエを続けているプロ顔負けのバレエ継続組の大人の人たちです。
そんな「ここの民間の講師資格をとれちゃうレベルの低い」人たちが、自分よりバレエの条件も、バレエ歴も、経歴もかなわないですよね?
④「最低限バレエ教師に必要な知識の提供」ってどういうこと?講座を教えるほうもいい加減過ぎませんか?人を教えるってそんな簡単に考えては困りますよ?
バレエの集客や運営に関しては民間の「バレエ教師養成講座」の身から外れています。
集客や運営方法のノウハウは、「マーケティング」や「経営学」の専門分野です。
パレゾナンス自体がバレエのオープンクラスですよね?
いったい素人がどのようにこの集客や運営にかかわるマネージメントを教えられるのでしょうかね?
通常世間一般では、このマネージメントを教えているコンサルタントの人たちは、大企業でそれなりの業績や功績を残し、世間で経歴も認められいる経営コンサルトのスペシャリストや大学教授クラスの人が教えるレベルですよ?
論理的に冷静に①~④を考えると、いかにうまく母体となっている財団法人のお金儲け主義が見えかれしてきます。
詐欺行為ギリギリのグレーゾーン的な手口はいろいろありますが、知識がないせいで甘されないように十分注意が必要です。
バレエをやっている人たちがどのような先生にバレエを習いたいと思うのか?を考えれば、民間のどうしようもない意味のない講師養成講座にお兼を支払うよりも、RADやフランス国家バレエ教師養成講座を学んで世界でも権威のあるバレエ講師の資格をとったほうが自分のためになります。人の信用にもなります。
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