バレエダンサーとサラリーマンの65歳から貯蓄負担はこんなに違う・・

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サラリーマンの65歳~85歳までの老後の預貯金は最低限いくら必要?

 

サラリーマンの場合、退職金もあり、65歳以上になると厚生年金もあるので、65歳以上になると、それほど貯蓄がなくても生活できます。

ここが国民年金だけのバレリーナやバレエダンサーと違う決定的にちがう現実。

 

退職金は属している企業に異なりますが、多いところで数千万単位です。

厚生年金は女性であっても一人あたり一人月15万円程度の受給という結果が現時点ででています。

 

月最低必要生活費を26万円と考えると、26万ー15万=9万円

65歳から平均寿命85歳まで生きると考えると、

9万円×12か月×(85歳ー65歳)20年間=2160万円の貯蓄

 

サラリーマンだったら、65歳から85歳まで最低限2160万円の貯蓄が必要です。

 

これから退職金でどのくらいもらえるかがポイントになります。

厚生労働省の「平成25年就労条件総合調査結果の概況」データによると、次のようになります。最低でも高卒で約1500万円程度の退職金といえます。

 

この退職金を65歳~85歳までの生活費に充てるとすると、660万円の貯金があれば何とか老後の生活は可能ということになります。

2160万円ー1500万円=660万円(65歳~85歳)

 

大学卒(管理・事務・技術職):2156万円(2335万円)

高校卒(管理・事務・技術職):1965万円(2001万円)
高校卒(現業職):1484万円(1693万円)

 

(勤続35年以上の定年退職者の学歴・職種別退職金内訳。参考データ:https://allabout.co.jp/gm/gc/13774/2/

 

バレエダンサー65歳~85歳までの老後の預貯金は最低限いくら必要?

 

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これが国民年金だけのバレエダンサーやバレエ講師だとすると、公的年金現時点で6.5万円しかもらえません。

 

必要最低限月平均26万円ー65000円=あと月195000円足りません。

195000円×12か月×(85歳ー65歳)20年間=4,680,000円

計算上国民年金受給だけのバレエ関係者は65歳~85歳でざっと4,680万円必要となります。

バレエダンサーは退職金もありません。

どれだけ国民年金だけのバレエ関係者老後の生活が大変になるかこれで現実的にもっと考えないといけないと思うことでしょう。

 

老後の収入源として、ネットでできる副業を早いうちに始めたり、自分自身の会社を立ち上げ、収益を常に黒字に運営するか、生命保険の個人年金で年利が少しでも高い年金に加入するのが、老後の生活に備えて最低限しておくことです。

 

また実家が資産家の場合、正の遺産が入ってくるので金利の高い預貯金や株で資産を増やしたり、実家の売却や家賃収入で生活を考えることも視野にいれておくべきです。

 

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40代、50代以上のバレエの教えや、発表会のパドドゥは体にかなりの負担がかかります。

 

また病気や大けがをしやすい年代にもなります。こういった仕事も収入に考えるていると万が一自分の体が思う様に動かなくなった時に、収入減がなくなることも考えて今から他の収入を得る方法を考えておくことが先決です。

 

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