フリーバレエダンサーと同年代サラリーマンの年収比較:30代までは同等の生活ができる?

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転職サイトのデューダで、年代別平均年収データが発表されていました。

それをみると、30代のフリーのバレエダンサーの年収と普通のサラリーマンの年収はどれほど変わらないことが分かりました。

 

女性のバレエダンサーはバレエの公演では稼げないのでここでは男性のバレエダンサーを対象とします。

 

1000万以上稼いでいる少数派は除くとして、30代の男性だと平均300万~500万の人が多いです。

 

フリーのバレエダンサーであれば、バレエ団のレッスンやリハ、公演で時間的拘束を受けなくていいので、稼ぎのいい発表会やバレエ協会の公演他でゲスト料やギャラを年間通して20回もお仕事を契約すれば、それだけで普通の生活をしていけます。

 

1回の発表会ゲスト(リハ10回ほど付き)で約20万円が相場と言われてます。

20回×年20本=400万円

 

もっとも年20本もゲストダンサーとして声がかかるのはある程度売れている有名なバレエダンサーに限りますが。

 

他にもバレエの講師をしていれば、500~600万円は年収がいくのではないでしょうか。

 

そう考えると、普通のサラリーマンより年収だけでみると生活は案外豊かですね。

 

40代以降、サラリーマンとの差がつくバレエダンサーの年収と生活費

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40代になると、サラリーマンでは出世できる人とそうでない人の年収が分かれていきます。

平均年年収も400万~700万円の人たちが多くなります。

 

同年代のバレエダンサーはどうなるのでしょうか?

ただ考えなくてはいけないのが、30代後半以降、40代、50代にもなると体力の限界、ケガの悪化等、体に負担が効かなくなる年代にさしかかります。

 

そうなったときに、女性のサポートだけができるアダージオ専門のフリーダンサーでいるのでしょうか?

 

そうなると子どもがいる普通のお教室の発表会からの声はなくなるわけですよね。

夏場の発表会時期の収入も減るとなると、どんどん生活費が稼げなくなります。

 

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そういった時に、果たしてバレエ講師として収入が増えるかどうかもあいまいです。

 

通常だと、現役の若いバレエダンサーのほうがしっかりと動いて動きやポジションを見せながら教えられるのだから、バレエ教師の話も若い方にきます。

 

やはり30代後半以降、40代以上になってからどうしよう・・と思うバレエダンサーもおおいはず。早めにバレエ以外で生活できる仕事を始めておいた方が自分のためです。

 

(データ参考:https://doda.jp/guide/heikin/2015/age/

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