バレエダンサーはバレエに関係することに時間を拘束されていることが多いので、他の業界の人たちとの交流がなかなか難しいこともあります。
そういう生活状況のためバレエダンサー同士の結婚はけっこう頷けることです。
結婚時期も一般のサラリーマンに比べると20代後半で結婚している人が多いです。
ただ、離婚しているパートナーも多いのが現実。
再婚をしてもまた離婚してしまうダンサーもいます。
その原因は、バレエに夢中になりすぎて、家庭に費やす時間が極端に少なくなってしまうため。結局すれ違いの時間が多くなり、いっしょに生活する意味がなくなり、次第に恋愛感情も夫婦の感情も消えてしまうからです。
バレエに対するパートナーの理解が大切といっても、パートナーにとってはいっしょに共有できる時間は大切ですよ。
パートナーがバレエ以外の一般人の人であれば、なぜバレエに時間がそんなにかかるのかが理解できない、そういう事実もあります。
- バレエのリハや公演で拘束される時間がかかりすぎ
- リハの待ち時間が長すぎる
- バレエの教えが週末や夜の時間帯になって食事もいっしょにすることができない
たいてい離婚しているバレエダンサーの原因がこのようなことです。
現に個人的ですが、友人の元バレリーナ4人は30代後半~40代にかけて全て離婚してます。この年齢になると婚活もやはり簡単には上手くいってないですね。
バレリーナが離婚しても一人で生活できる費用をどうやって貯金するか?
これはちょっと難しい問題ですね。
婚活して永久就職を探すのも一つの方法ですが、バレリーナで離婚している人の多くは、離婚したのが30代後半や40代のため、一般的にも言われているようにこの年齢の婚活は決して甘くはないです。
日本人はロリコン趣味の男性が多いので、自分より若くてきれいな女性を選ぶ傾向があるからです。
また子どもを望む男性が多いので、そういった場合はやはり若い20代や30代前半の女性を選ぶ人が多いのも事実です。
一般のOLの女性と違って、将来的な貯金もままならない生活をしている人が多いのがバレエダンサーです。バレエの教えを掛け持ちして1週間フルに働いて月収30万得られればいいほうですよね。
でもそれに加え、これから先老後を迎えるまでの教えの仕事が確保されているわけでもないし、お教室の生徒も10年、20年、30年後も来てくれるとは限らなく、これからどんどん少子化が加速していくため、ジュニアの生徒数が少なくなりいつ潰れてもおかしくない世の中です。
大人のバレエも東京の有名なオープンクラスに集まる一方で、個人のお教室にはそれほど寄り付かない傾向があります。
やはりバレエを習うには、現役の美しいバレエダンサーから習いたいというのが生徒の本音ですから。
そういうことを考えると、将来的な生活費の確保や、老後のための貯金は1人でどうやって成功してやっていけるのでしょうか?
下手に不安をあおっているわけでなく、バレエだけでは年齢とともに生活の不安がふえるということを認識しておいて、早めに将来的に副ビジネスを始める方向性で考えたほうが身のためです。
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