生徒が集まるズンバオンライン教室の目的と方針を考える

今回は新規生徒さんが自分のオンラインレッスンに入会してもらうためにズンバスタジオの目的=経営方針を次のポイントに絞って具体的に考えていきます。

① オンラインレッスンの軸=なぜオンラインレッスンを始動させるのか?

② オンライン教室の目的①に合う新規生徒を募集するための具体的な手段とは?

もしすでにスタジオを経営していても生徒集客で上手くいかない、コロナの影響で自粛モードでスタジオ経営も厳しくなっているのであれば、ここでいい機会なのでもう一度自分のお教室の方針・目的を考えていってください。

目次

① ズンバオンラインレッスンの軸となる目的・経営方針はしっかりと考えましたか?

オンラインレッスンを継続して生徒さんに受講していただいて経営を黒字化させていくうえでまず最初に考えるべきことはあなたのスタジオで習うと将来的に「どうなれるのか?」=生徒側のメリットを考えながら、スタジオ開催の大きな目的を考えていきます。

私自身はオンライン教室を始めるときに、「元バレリーナで現コーチングの先輩」にこのお教室をスタートさせるにあたって、ネット集客&ネットビジネスコンサルタントの元でビジョンを一緒に考えていきました。

これが「教室を成功させる」ための第1ポイントになります。

いろいろネット情報で同業者のHPをいろいろインプットしていきます。

継続して生徒が増え続けている大手のズンバのスタジオのHPに書かれている目的を参考に自分のお教室の目的を時間をかけてじっくりと掘り下げていきます。

同業者や同じ習い事をやっている友人・知人でもいいんです、どのような目的でお教室を探すか?生の生徒さんの声を取り入れてお教室の軸=目的を考えてみてください。

ここで参考のために、私がコーチングの元バレエダンサーの友人と打合せしながらオンライン教室を作るまでにどのように目的を考えていったか?を記載しておきます。

例えば主婦が自宅サロンで少人数制の塾を開きたいと思ってます。

なぜ塾を自宅で開きたいのでしょうか?=どうして個人塾を自宅で開く必要性があるのでしょうか?

主婦自身の自己発信や自分にできる価値を自宅で見出すため
自分が得意で好きなことを仕事にし収益を得るため
子供たちの能力を広げる
自分が得意なこと・専門的知識や経験を活かしながら長期的に収入を得るため
シニア生活にむけ収入をえるため
受験にむけてよりいい学校へ入学できるように子供の将来をより広げるためのサポート

先生たちにとってはこのような思いや考えでお教室を開きたいと思うことが多いのではないでしょうか?

この思いを具現化するためにあなたのズンバのスタジオで「どのような教室にするのか?」を明確に決定しましょう。

教室がしっかりとした骨格を持つと生徒のニーズに合わせてブレて良いところと、決してブレてはいけないところがはっきりするのです。

② オンライン教室の目的①に同意してくれる新規生徒を集めるための具体的な手段・方法

①のオンライン教室の目的に沿った生徒さんを集める手段について具体的に掘り下げていきます。

この準備期間は重要なので時間をかけて練っていきます。できたら専門書やスポーツのコンサルタント、ネットビジネスのコンサルタントのサポートを受けるのものちに成功させるためのいい手段となります。

初めてズンバスタジオを経営するのであれば、このオンラインレッスンを導入するまでに計画期間は1年あってちょうどいいのではないかと思います。

  • 年単位
  • 月単位
  • 週単位

年単位からおおまかに計画をつくっていくと作りやすいです。

ズンバオンラインレッスンの存続目的と4つのターゲット層って知ってますか?

次に、4つのターゲット(生徒層)に向けてどのようなオンラインレッスンを起業させ、黒字化させていくか?具体的に考えていく必要があります。

将来、職業を目指す生徒層のためのレッスン内容

趣味の一環として楽しめる子供向けのレッスン

健康や筋力をつけるための主婦層

健康維持のためのゆるやかな運動を兼ねたシニア層

スンバのオンラインレッスンの目的にそった長期計画をたてる

さてズンバスタジオの大きな目的=テーマが決定したところで、次に具体的な計画を考えていきます。

これは私自身実際に1年かけて元バレエダンサーで就職関連のコンサルタントの起業をサポートした時に行った実例になります。

「コロナ期以降、就職氷河期となりました。新卒の就職と既卒者を対象に、生涯を見据えた転職を成功させるためのコンサル内容を提供するためのコーチング」ということが彼女の起業の目的となります。

ターゲットの対象➡

  • 大学新3年
  • 既卒者
  • 20代~40代の大人の転職希望者の起業志望

コーチング講座の質・目的・レベル:

  • メーカー人事部の経験と横のつながりで将来的に続けられる将来性のある職探しのサポートと紹介
  • フリーランスとしての起業方法

長期計画:

・5年後にアシスタントを雇って、完全に運営者側になること

・3年間で経営状態を安定させる

・1年間で収益化させるためにオンライン・コーチングの予約を集客し、定期的な講座開催を継続させる

このように

  1. オンライン講座で就職に必要なスキルや自分の夢を実現させるべくコーチングや定期的な就職を成功させるための講座を開催し受講生を集めること
  2. リピーターを増やす

この2つの目的が最終的に彼女の就職・転職コーチングの起業目的となってます。

この企業目的をはっきりと明確化させることによってどのようなメリットが主催者側にあるか?

➡コロナの影響によって、大手の企業の多くが人員削除や在宅ワークに切り替えたことによって、大幅な人件費のコストダウンを生み出すことができました。

また人員削減を継続させ、在宅ワークを推奨させる大手企業側からしてみれば、新卒者よりもすでに正社員になっている人たちのほうが即戦力になるわけですから、新卒を雇う必要性はかなり限られています。

このようにかなり厳しい就職氷河期の状況の中、安定した仕事を得るには大手ファッション業界の人事を担ってきた就職コンサルタントの存在が必須になってきます。

コンサルタントがもつ他業種の方たちとのつながりから、職を紹介して頂くことも可能ですし、やりたい職につくために必要な能力、資格、経験他、多角的にアドバイスをもらいながら生涯満足しながら長く続けられる仕事を探すお手伝いをしてくれるからです。

このように就職相談者からの終わらないニーズがあるからこそ、就職コンサルタントの収益化が確立されていきます。

また従来型の会議室や企業訪問することに取り替わり、オンラインで企業と就職希望者を繋げる役目としてコンサルタントが存在しています。そのため、オンライン相談に切り替えたことで、全国から相談を受け付けることができるため、地域に限定されることなく収益がその分倍増していきます。

オンラインで就職希望者の相談会を定期的に実施することを準備段階で詳細に計画を練り、実行していくことで年商を年々黒字化させることは十分可能になります。

またオンライン講座で就職活動者=顧客を増やすには、ネット検索で就職コンサルタントのHPやブログを上位表示させるITテクニックも必要となってきます。このテクニックについては、ブログ集客方法やネットビジネスの広告マーケティング方法を学ぶことが必要になってきます。

スンバのオンラインレッスンの目的にそった長期計画のまとめ

このように、起業する際、1年の準備期間中に、大まかに年単位~月単位・週単位でやるべき目標を立て、具体的にその目標を実行するための短期計画(月単位、日単位)を綿密に作っていきます。

ズンバオンラインレッスンを起業するにあたって長期計画の細分化~実行・改善手段方法

前の段階では、ズンバのオンラインレッスンを黒字化させ生徒さんを増やしていく道のりで起業する前に長期計画を設定することが大切ということを学びました。

この長期計画にそって、細かくどのように実行していくかを計画していきます。

またその計画を実行に移します。その際に、すべてうまく計画通りにうまくことが毎日運ぶとは限りません。

問題や計画どおりに進まなかった結果をメモに書きだす作業が必要になります。それらの問題をその都度改善しながら、よりよいオンラインレッスン作りへと導く必要があります。

ではどのように進めていくのか具体的に解説していきます。

具体的にオンラインレッスンや教室作りの長期計画を実行に移していくために、私がコンサルタントとなるために学んで実践し経験を得るまでに使用した参考書に書かれている成功する生徒集客の方法論を用います。

この方法論とブログ集客方法を元に私自身が現在も黒字化を継続させているバレエ教室を運営していくうえで、企業が初めてでも収益化に成功した方法論を具体的に例として分析していきます。

ズンバのオンラインレッスンで生徒集客を長期計画で実行するための方法

オンラインレッスンでもプライベートレッスンの生徒数を増やしながら習い事教室の収益を黒字化させることを第1の目標としました。

フリーランスとして起業したからには収入がないと生活ができないためです。

具体的にオンラインレッスンを導入して継続的に収益を黒字化させることに成功した方法は、私自身もコーチングを受けながら、専門的な集客知識のアドバイスを受けることによって実行してきたからです。何よりフリーランスとして成功したかったし、生活がかかっていましたから。

コーチングの専門の方が用いた方法が、PDCA方法というもの。

PDCA方法を起業前の準備段階で本や講座で何度も学びながら理解し、アドバイザーとともに実行することが必要だと学びました。

この方法は超大手の企業、トヨタやリクルート等でも何かを新しく運営業務で用いられている手段のため、このPDCA方法を取り入れました。このため、トヨタは自動車業界でずっと1位の黒字化を独走しているんです。

ズンバオンラインレッスンの生徒集客のために用いられるPDCA方法って何?

PDCAとは「Plan(計画)」、「Do(実行)」、「Check(評価)」、「Action(改善)」の頭文字のことをいいます。起業時の目的実行のためだけでなく、大手企業では仕事一般で効率化を図るために取り入れられている方法の一つです。

ここではズンバのオンラインレッスンで生徒集客で成功するための大きな経営方針=目標を達成させるために、自らたてた長期計画実行~改善しながら再度実践しながら徹底的に収益化を図っていきます。

↑この目的を成功させる方法としてPDCA方法が生徒集客、運営黒字化の目的を成就するためのメジャーな方法として多くの企業で取り入れられています。

このPDCA方法でのポイントは次の2点のメリットがあります。

ズンバオンラインレッスンで教室経営を成功させるためのPDCA方法を実行するメリット2つ

①Checkを実行し、見直すこと。その都度振り返り、問題点と改善点を把握すること、箇条書きに書き出します。

②PからAまでのサイクルを毎日続けること。

子どもの数がどんどん少なくなり一、コロナの影響により、仕事を失ったり減収になった家庭の子供たちは習い事にお金を費やす余裕もなくなっています。

このような貧富の格差がより大きくなっている現在、お教室の多くは生徒数が減り、赤字経営が長期的に続き、生徒数が増えない、生徒が減っていくマイナスサイクルに悩まされています。

このような負のサイクルの習い事教室の最後は、スタジオ閉鎖に追い込まれてしまいます。そうならないためにも、スタジオをスタートさせるときの実行計画を綿密に立て、専門のアドバイザーやコンサルタントの知恵を借りながら、計画に沿って実行し続けることが必要になってきます。

PDCA方法でじっくり日々の計画を立てた後、それに基づきて実行し、うまく進まない場合は何らかの原因が必ずあるので、その原因を追究し、結果を出します。

その途中の時点で問題点・改善点を具体的に書き出します。その考えた改善点をまた時系列に計画しなおし、実行に移していくという一連のサイクルを1年は続けてみましょう。

このPDCAサイクルを続けることで最初に抱えていた問題点が小さくなる、またはなくなることがPDCA方法の狙いになります。

問題点が少なくなったりなくなること=成功へ導かれるのです。

PDCA方式では、一つの決まった回答はありません。もともと広告業界で使われていた集客を成功させるためのメジャーな方法ですが、スタジオ経営にもあてはまります。

スタジオ一つずつ、立地、大きさ、講師の数、講座の目的、ターゲットによって問題点や改善点は異なってきます。

わたしたちのゴールは「ズンバ(オンライン)教室を成功させる=生徒集客を成功させ黒字化させる」ことが最終目的になります。

その目標を達成するために、思い付きで考え実行しても、成功することもあれば失敗する事例が多いです。

また一人で独学で直感的に始めるのではなく、コーチングや実際にオンライン教室を経営していて成功している先生や経営者のサポートを受けながら、自分の教室の集客を成功させることを強くお勧めします。

私も自分のお教室を続けて生徒さんにバレエをやりながら一緒に達成感や喜びを感じたかったので、お教室を存続させ黒字化させるためにもこういった企業戦略の方法を用いながら成功へ導いてくれるサポートが必要だったわけです。

改善点を実行し続けていくうちに、改善点の修正点も新たにみつかることもあります。こうやって、 どのような具体的な策を実行させたときに失敗したか・成功したかという結果を修正しながら、最終目標達成へと近づけていくことが狙いです。

ズンバオンライン教室の生徒集客を成功に導いたカンタンな参考書籍

私はもともとバレエ業界だったので、大手の企業でバリバリ働いて頭のいい人たちとは違い、マーケティング分析しながら生徒集客方法を黒字化させることは独学ではできませんでした。

そのため、コーチングの先輩の紹介で一人のコンサルタントを紹介していただき、3人で打合せした結果、分かりやすいPDCA方法をオンライン教室立ち上げに用いたらいいのではないかと助言を頂きました。

その際に参考書としていくつか紹介して頂いた本をここで情報提供いたします。

・図解 鬼速PDCA

冨田 和成 (著)

「PDCA」を初心者でもわかりやすく、実行できるように図解で各4つの段階を具体的に説明されてます。また図解で説明されている部分が多く、時間があまりさけない先生にもいわかりやすく説明しています。

またPDCAの決定版としても定評のある一冊で、オンライン教室で成果を上げたい、黒字化させたい先生におすすめ!

・自分を劇的に成長させる!PDCAノート 
岡村拓朗 著

この本が使いやすかったのは、「ノート」を使って具体的にPDCAを回す方法が書かれているからです。

このノート、そもそも著者が外資系マネージャー兼時短コンサルタントとして活動もし、自らPDCAノートを開発しながら、仕事の生産性を高め、結果的に

・月間100時間以上もあった残業がゼロにさせ
・年収2・3倍にUPさせた

実績がある人が開発した独自の「ノート」を利用できるからこの本もオンライン教室を初めてつくる先生にも分かりやすくお勧めの本です。

ズンバの教室で教室経営の目標達成のためにPDCA方式を導入するメリットは?

習い事教室を長期的に継続させるためにPDCA方式を継続的に行い続けることで致命的な大きな失敗は取り除くことができます。

ここでの致命的な失敗=お教室の赤字が続くこと、生徒が集まらない、生徒がへり続ける➡お教室廃業ということになります。

この生徒集客方法の失敗をスタジオ経営時から取りのぞくことで、スタジオ経営を継続していくうえで大きな経済的問題を防ぐことができるということがPDCA方式を用いる大きなメリットになります。

PDCAサイクルを用いてズンバスタジオの長期計画を細分化してみよう

私自身、都内の某バレエスクールで運営&バレエ留学アドバイザーとして業務を行っていたので、その時のスクール立て直し&長期集客アップを担当し、PDCA方式を用いてスタジオ経営する目的から数年計画でたてた目標を細分化していきスタジオ黒字化に成功したときの実例をたとえに解説していきます。

☆ 生徒集客1年計画:1年間で黒字化させるためにオンラインレッスンを含め生徒を集める

これが年間目標のため、1年かけてオンライン教室の生徒数を一定数集めあめにすべきことをPDCA法を用いて計画を細分化します。

PDCAを時系列とともに計画しました。

1ヶ月目:

P 生徒集客のマーケティング

D 2~6ヶ月目:生徒集客方法を運用する

C 7~8ヶ月目:生徒集客方法を実行して失敗の原因と成功の原因を箇条書きに書いて、自分なりに分析、改善点を考え実行可能な手段を箇条書きにした

A 9~12ヶ月目:cをもとに改善点を実行し、年間でできなかったことを書き出し、次の2年目でCとAを繰り返していく。

PDCA方法を実際に用いると、特にAは長期計画を設定するときには具体例が最初はないことがわかりました。

そのため、年間計画をする上で後半6か月目以降の計画については半年の計画を実行したうえで後半の6月~12か月の具体的な目標設定(C,A)を立て実行しました。

次に超短期計画は短期計画を達成するために必要となる具体的な行動を考えます。

ここまで長期的なオンライン教室の集客を成功させ黒字化させる方法については大丈夫でしょうか?

次は長期的な目標設定をどのように月単位・週単位の目標設定・実行へ行動を移すか、具体的に話を掘り下げていきます。

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