日本のバレエ団に所属していて、それだけで生活ができる人はほんの一握りだということはもう知っていますよね。
ほとんどの人が時間と日程に融通のつく短期バイトやシフト制のバイトで生活をつないでいる。または社会人なのに実家にいつまでも住んでいて生活費は両親に頼りながらバリーナ生活を続けてる人も少なくありません。
いずれにしてもバレエから離れて社会一般的には自立ができているとはいわれていないのが常識。
(注:以下のギャラや日当他、費用に関することは知人の元バレリーナからの情報と、個人的な経験からの情報のため、若干情報がずれていることもありますが、大まかなバレエ団のお給料事情は十分理解できるようになってます。(転載禁止))
1位 新国立劇場バレエ
日当約2,800円×週5日×4週
ギャラ:
- コールド・コリフェ:約30,000円
- ソリスト:約50,000円
2位 Kバレエ・カンパニー
- ソリスト以上:月給200,000円以上
- ソリスト以外アーティスト契約:固定給(月給)でなく舞台があるときだけのギャラ制:約15,000円~30,000円(年約50公演)
3位 東京バレエ団
- ギャラ1公演 約30,000円(女性)(プリンシパル契約は左記に限らず)
- 男性のギャラ設定は女性より高い
上記以外のバレエ団は年間公演数も少なく、ギャラも少ないため、バレエ団所属だけでは生活不可能なのは目に見えています。
男性のバレエダンサーは、女性よりもギャラが高い場合もあり、また発表会シーズンではパドドゥで活躍される方が多いため、女性のバレエダンサーと比べると、一般的な生活は可能です。平均年収500~600万円といったところです。
このような現実と日本のバレエダンサーの状況を知ったうえで、将来的な職業の選択もすべきですね。
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