バレリーナの老後と生活資金を考える

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バレエを踊っていると1年が早く感じます。あっというまに30歳を超えてしまいます。

日本では30歳がバレリーナやバレエダンサーにとって1つの節目という風潮があります。40歳で2度目の節目になります。体力的にも職業的にも今後の人生設計を考え直す節目になるかたが多いです。

さてそこで、今回は多くのバレリーナ、バレエダンサーの方々が65歳以上、どのくらいの年金が月に手に入るかどうか、考えていきます。そこで老後資金はざっと2000万円は最低限必要といわれている日本ですが、年金にたよるだけではヤバいといわれています。今後、貯金や資産を劇的に増やしていくためにどのような手段を選ぶべきなのか、いっしょに考えていきましょう。

目次

バレリーナ一人、老後の生活費の総額費用

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多くのバレエの先生や講師の方々、バレリーナの方々はフリーランスのため、国民年金を毎月支払うことになります。

会社員と異なることは、厚生年金ではないため老後65歳以降に支払われる年金額がかなり異なってきます。では現在の地点で国民年金がいくら支払われるのか知ってますか?

夫婦とも自営業か、自営業と専業主婦(主夫)の場合の平均額

夫婦とも自営業か、自営業と専業主婦(主夫)の場合、夫婦はそれぞれ国民年金に加入する必要があります。国民年金には扶養の考え方がないため、配偶者が自営業なら専業主婦(主夫)も自分で国民年金の保険料を支払わなければなりません。

国民年金の平均年金月額(全国国民年基金HPより計算)

  • 男性が59,040円
  • 女性が54,112円

夫婦ともに国民年金のみの場合、月に113,152円だけ支払われるということになります。

ただし上記金額は税金や社会保険料が引かれていないない場合です。そのため実際に振り込まれる金額は社会保険料や住民税、所得税を引かれた金額(約3万円ほど)だけになってしまいます。

全国国民年基金HPより計算)

  • 男性 月約30000円
  • 女性 月約25000円

ほどになってしまいます。これでは家賃どころか、食費ほどにしかなりませんよね?

さらに少子化で今後10年、20年、30年後、さらにもらえる年金額は低くなると想定されています。年金を支払う意味があるのでしょうか?

ネット日経新聞2016年12月25日によると、単身65歳以上で年金生活で90歳まで生きたと考えると、65歳からざっと総額2000万円~3000万円は最低限必要といわれていますが、この貯蓄額は厚生年金を40年間支払ってきた人の場合、年金で不足分を補うための貯蓄額になります。

となるとバレエダンサーの多くはフリーランスですから国民年金の支払いということになり、年金の額も一人当たりの厚生年金平均額の半分以下になるわけです。となると、ざっと計算しても一般的に必要といわれている老後資金2000万円の2倍、4000万円は一人で準備しておかなければいけないということになります。

どうでしょうか?現時点でご自分が置かれている社会保障の状況というのが現実的になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

バレリーナが老後資金を作る方法

バレリーナは、フリーランス、個人事業主や自営業の場合が多いため、公的年金があてにならない場合を想定してどのように資産を効率的に増やしていくべきか?

方法はいくつかあります。

よくフリーランスの方が行っている資産を増やす方法は

  • 国民年金に国民年金基金の上乗
  • iDeCo個人型確定拠出年金
  • 銀行の定期預金や個人年金
  • つみたてNISA
  • 副業

銀行の金利はかなり低く預けていてもほとんど利子が増えな状況のため、最低500万以上の中規模以上の資産を運用する生活の余裕があるのならばイデコやNISAのような投資を初めてもいいのではないでしょうか?

ただし少額でも投資のため資産がマイナスになる場合もあるため自己責任で始めましょう。

生命保険会社の個人年金は利率が銀行よりもよく、企業で務めているサラリーマンやOLは企業内で進められている個人年金に加入している場合が多いです。その例に担って、生命保険会社の個人年金にも積み立てするのは資産を増やすために考えられる方法です。

また、シフト制やアルバイトでバレエに関わる時間が変動的で外で副業をしにくい場合は、自宅で都合のつく時間でネット副業で資産を少しずつためていくのもおすすめな方法です。

サラリーマンや子どもの一部がやっているネットを使った副業はいろいろあります。その中でも成功率が高いのは次のネット副業になります。

  • youtubeユーチューブ配信
  • アメブロでアメーバピックや楽天、アマゾンの商品を売る
  • HPで商品や情報を売っていく
  • メルカリ等で商品を売っていく
  • ピンタレスト、インスタグラム、ツイッター、フェイスブック等のSNSで情報や商品発信し広告費を得る

もともとITやAI技術が最速で発信され続けているアメリカで最初に行われているネット事業ですが、最近は主婦でも外で最低賃金で収入を得るのではなく、芸能人やスポーツ選手、有名人と同等にこれらのネットビジネスで副業を成功さえている人が増えています。

有名人であれば名前はある程度世間に知られているのでアメブロ等のブログや動画発信しただけでも商品や情報はすぐに売れていく傾向があります。ただ無名の主婦でも正しい方法でアメブロを発信していくことで、月数万円~7桁以上を得られる方もいらっしゃいます。

すべてはネット事業をどの人に習うかでその後の収益に影響されるだけです。

バレリーナの老後と生活資金を考えるのまとめ

バレリーナの方々だけではないのですが、その時のライフステージによって生活費が変化します。

自宅であれば固定資産税、賃貸であれば家賃、光熱費他、教育費、突発的な経費、高額医療費等は年代を増すごとに6桁7桁以上の多額の資金が必要になってきます。中古のマンション購入や遺産相続で両親の家を手に入れられそうかどうか事前に調べておく必要もあります。

今後さらに少子化が加速して、社会保障を支払う額は増える一方、年金を受け取る額は減ることになっていきます。年金をもらう年齢も引き上げることになるでしょう(70歳ですかね?)。平均寿命も90歳手前まで伸びていますしね。

そうなるとますます「老後の必要経費は増加する傾向」と考えておいたほうが無難です。

バレエをしながら、副業をしていかないと国民年金だけでは生きていけないです。早めにできる限り多くの資産を若い世代、20代~40代のうちに1000万円代以上の資産が得られているようにしておきましょう。

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