日本においてバレエは仕事の1つとして認められてはいますが、収入に関してはバレエだけでは生活できないというのも関係者の間では知られた事実ですよね。
それでもプロのバレエダンサー、バレリーナとしてバレエ団やフリーダンサーとして生計を立てている人もいます。
20代前半で独身であれば、副業でバイトしたり、男性だったらグランやパドドゥのゲストとして収入を得たり、女性であればバレエ講師としてお小遣い程度稼いだりとしている人も割といるのが現状です。
親元にいれば生活費全てを稼がなくてもいいやっていう女性ダンサーも多いですしね。
でもいつまでもそうやって生活していくわけにはいかないですよね。
20代後半から30代前半になっていつまでたってもお小遣い稼ぎ程度で実家暮らしだと世間一般でも後ろ指さされてしまう感じです。
そんな状況では30代後半以降、人生でもっとお金が必要になってきます。
いつケガや大きな病気をするか分からないし、両親もいつまでも健在というわけにもいきませんよね。
そして20代後半から一般の会社員に言われている30代以降のライフイベントで大きくかかる費用についてここで少し述べておきます。
バレリーナやバレエダンサーも例外でない人生のライフイベントの費用に驚き!
- 結婚費用
- 養育費・教育費
- 生活費
- 老後の資産
ざっとこんな感じです。
独身か既婚かによっても将来的に必要な大きな費用は違ってきますよね。
バレリーナで生涯独身で過ごす場合は、結婚費用や子どもにかかる養育費・教育費は必要ないので、毎月の安定した生活費と老後の資産を最低考える必要があります。
参考程度ですが、最近リサーチした調査結果によると、年収約500万弱ある20代後半のOL女性であっても、厚生年金が60歳から月約14.5万円支給される計算。
この年金額からさらに社会保険料が引かれるので、手取りがざっと11万ほどになってしまいます。
どうでしょうか?
厚生年金を支給されても月約11万ほどでは生活していけないのは目に見えてます。
持ち家であればまだ賃貸料金は免れるのでギリギリ生活できるかもしれませんが。
それでも年をとるにつれ、ケガや病気と咄嗟に大きな出費がでできてしまいます。
図をみると、20代後半から毎月5万ずつ貯金していても、退職後、68歳で底をついてしまうのが分かりますよね。
仮に20代後半で結婚して専業主婦になり、貯金月10万しながら、子ども一人いた場合、夫の収入が500~550万ほどあったとしても、養育費や教育費にかかる費用が半端なくかかるので、貯金額は60歳で2500万ほどになると下図では言ってます。
が、しかしここにワナが潜んでます!
そう、子供が最低一人いることを考えなければならないんです。
そうすると、2500万の費用は子どもが幼稚園から大学まで通うとなると教育費で簡単に消えていきます。
(一般的に小学校高学年から塾やお稽古事を習わせて、中学受験で中学から大学まで私学に通わせた場合です。)
平均的な収入(仮に年収500万~550万円程度)の会社員でさえ、厚生年金や貯金額だけで老後の費用を全て賄うのは不可能な時代になっています。
それと比較すると、年収も年齢とともに上昇するあてもなく、職業としても年収として考えても超不安定なプロのバレエダンサーやバレリーナとして生活していくのは年齢とともに非常に厳しい状況になることが目に見えています。
やはりこのような不安定な経済状況から生じる不安や悩みから解放されるには、近い将来的に収入を確保できるだけのしっかりとした仕事を開拓していくことが迫られていますね。
バレエを本職としながらサイドビジネスで起業
バレエの枠内で頑張って厳しい現実の生活とやっていくのか、副業や起業をしてバレエ以外にも仕事を開拓していくのか、選択するのは自分次第です。
若いうちにFXや株の仕組みを習って実践するのも一つのアイディアです。
(実は個人的に私の父も妹も株をネットで習い習得し、生活に取り入れています。初期費用が100万円から500万円以上あれば株は成功するようになってます。逆に1万円、10万円程度の少ない費用では株では儲からないような仕組みになってます。だから大企業は黒字の一部を株に投資して更に黒字部分をだして企業年金の一部にあてたり、収益アップしながら毎年成長しているんですよ。)
頭を使うのも投資するのも不安があるのであれば、やはり最低月20万~30万円は確保できるようなネットビジネスを習うのも一つの方法です。
ネットビジネスの場合、初期費用も株よりずっと安く、パソコンや必要なツールを買っても10万あればできる個人ビジネスです。
主婦がネットビジネスデビューしたり、起業したりするのはこのネットビジネスから始まっています。
これだとリスクも少ないし、マイナスになることはありませんからね。
将来の年金が期待できなくても、毎月の生活を最低限維持できるような自分の仕事を開拓することがベターです。
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