50代でピラティスインストラクターになる方法、資格、給料の解説

2023年6月7日

50代でピラティスインストラクターになる方法

ピラティスの専門知識を習得する

50代でピラティスインストラクターになるためには、まずピラティスの専門知識を習得する必要があります。認定ピラティススクールやトレーニングプログラムに参加し、解剖学や運動科学、ピラティスの理論と技術を学びましょう。

ピラティスインストラクターとして資格取得のためのトレーニングを受ける

ピラティスインストラクターになるためには、適切な資格を取得する必要があります。各国や地域には異なる資格制度が存在するため、所在地の基準に合致する認定資格を取得することをおすすめします。資格取得のためのトレーニングプログラムに参加し、実践的なスキルや指導技術を磨きましょう。

ピラティスインストラクターの経験を積む

ピラティスインストラクターになるためには、実際のクラスや個別指導での経験を積むことが重要です。ピラティススタジオやフィットネスクラブなどでインターンシップやアシスタントとして働きながら、実践的な指導経験を積んでください。

ただし、50代で資格をとっても今までにスポーツ関係やダンス関係のインストラクターや講師として全く経験がない場合、通常の転職と同様、アシスタントとしても未経験で採用されるのはかなり厳しい条件であることは覚悟しましょう。

またインストラクターを実際にやっている友人を作るとか、SNSで広がっているピラティスやスポーツ関係のグループに入って、コネクションを作ることで経験を積むチャンスも生まれます。

4. 自己啓発と学習の継続

ピラティスの世界は常に進化していますので、インストラクターとして成功するためには自己啓発と学習の継続が欠かせません。定期的に研修やワークショップに参加し、最新のトレンドや研究成果を学びながら、自身のスキルを向上させましょう。

5. ネットワーキングとマーケティング

ピラティスインストラクターとしてのキャリアを築くためには、ネットワーキングとマーケティングも重要です。コミュニティイベントやセミナーに参加し、他の専門家やクライアントとの関係を築くことで、自身の知名度を高めましょう。また、ウェブサイトやソーシャルメディアを活用して、自身のサービスを宣伝し、クライアントを獲得する努力も必要です。

実際、50代からの就職となると、この個人的なつながりのほうが重要仕事をみつけるきっかけが超重要ポイントになります。20代、30代前半では若さで未経験のインストラクターも採用されやすいですが、その年代と同じ条件では面接までたどりつくのはかなり厳しい条件です。

以上が、50代でピラティスインストラクターになるための方法です。これらのステップを順番に進めながら、自身のピラティスキャリアを築いていくことをおすすめします。

50代のピラティストレーナーのメリット

50代の方がピラティスに取り組む際によく見られる悩みや関心事はいくつかあります。以下にいくつかの例を挙げます。

柔軟性と筋力の低下: 年齢とともに、筋肉の柔軟性や筋力が低下することがあります。ピラティスは、全身の筋力と柔軟性を改善するための効果的なトレーニング方法です。
姿勢の悪化: 長時間の座り仕事や日常生活の中での不適切な姿勢が、50代の方にとって一般的な悩みとなることがあります。ピラティスは、姿勢の改善や体幹の強化に効果的なエクササイズを提供します。
関節の痛みや運動制限: 年齢とともに関節の痛みや運動制限が起こることがあります。ピラティスは、関節の動きを改善し、身体全体のバランスを整えることで、痛みの軽減や動きの改善をサポートします。
ストレスや心のバランスの問題: 50代は人生の変化やストレスが増える時期でもあります。ピラティスのエクササイズは、集中力を高め、呼吸を制御し、心と身体のバランスを取るのに役立ちます。

これらの悩みに対して、ピラティスは身体と心の健康を促進する総合的なアプローチを提供します。ピラティスインストラクターは、個々のニーズや制約を考慮しながら、安全かつ効果的なトレーニングプログラムをカスタマイズすることができます。

もし具体的な悩みや目標があれば、ピラティスにおいてどのように取り組むか、より具体的なアドバイスを提供することができます。

ピラティスインストラクター50代の就職先、活躍の場

ピラティスインストラクターは、ピラティスレッスンを行うスクールやフリーランスで活躍することができます。ピラティススタジオ、フィットネスクラブ、リゾート施設、企業のフィットネスプログラムなど、さまざまな場所でレッスンを提供することができます。

ただ50代ともなれば、未経験でジムやスタジオに採用されることは年齢的にかなり厳しいです。スポーツは見た目も若い人のほうがエネルギーに溢れて見えますし、実際体力的にも差が大きいからです。

むしろ50代では最初から独立することを狙ったほうがピラティストレーナーとして仕事が成り立つでしょう。そのためにもインストラクターを目指す同時にネット集客であなた自身のファンを集めておくことが超重要です。

ピラティスインストラクターの資格・試験の難易度

ピラティスインストラクターの資格は、数多くの団体が認定しています。資格取得には、一定の実技試験や理論試験を受ける必要があります。難易度は資格の種類やレベルによって異なりますが、熟練したピラティステクニックや指導スキルを要求されます。

以下は、日本で実際に存在するピラティスインストラクターの資格名、関連するスタジオ名、ウェブサイトのURL、資格取得にかかる費用、および期間の一例です。なお、費用と期間は一般的な目安であり、実際の情報は各スタジオや団体のウェブサイトで確認してください。

資格名	スタジオ名	URL	費用	期間
BASIピラティスマットインストラクター	BASIピラティスジャパン	https://www.pilates-education.info/	約40万円	4ヶ月
STOTTピラティスインストラクター	STOTTピラティスジャパン	https://skypilatestokyo.com/academy	約30万円	3ヶ月
パワーピラティスインストラクター	パワーピラティススタジオ	https://yoggy-institute.com/pilates/pbm/	約50万円	6ヶ月
ポールスター・ピラティスマットインストラクター	ポールスターピラティスジャパン	https://polestarjapan.org/	約35万円	3ヶ月

上記の情報は一例であり、実際の費用や期間はスタジオや団体によって異なる場合があります。資格を取得する際には、各スタジオや団体の公式ウェブサイトを参照し、最新の情報を確認してください。

ピラティスインストラクター50代の給料・年収

ピラティスインストラクターの給料や年収は、経験や雇用形態、働き方によって異なります。フリーランスとして働く場合は収入が不安定になることもありますが、需要の高まりに伴い、ピラティスの人気が増しているため、収入の向上も期待できます。

ピラティスインストラクターの給料や年収は、雇用形態や経験、所在地などによって異なります。以下に、一般的な雇用形態（フリーランス、委託、正社員）ごとに50代のピラティスインストラクターの平均給料、平均年収、平均時給の例を示します。なお、以下の数値は一般的な目安としてご参考ください。

雇用形態	平均給料（月額）	平均年収	平均時給
フリーランス	10万円～40万円	120万円～480万円	1,800円～4,000円
委託	15万円～25万円	180万円～300万円	1,500円～4,000円
正社員	20万円～25万円	240万円～300万円

なお、これらの数値はあくまで一般的な目安であり、個々のスキルや経験、知名度、地域の需要などによって異なる場合があります。また、フリーランスや委託の場合は、収入には変動があり、実績やクライアント数によって大きく異なることも考慮してください。

具体的な給与や年収に関しては、地域やピラティススタジオの規模、経験年数などを考慮して詳細な調査が必要です。就職先や求人情報を調べる際には、それぞれの雇用形態における給与情報を詳しく確認することをおすすめします。

複数のスタジオやリハビリ施設で仕事を請け負うことで収入を増やすことも十分可能ですが、シニア世代になる前に体力も見た目も衰えてしまう前に、雇われる側から雇う側へピラティススタジオ経営者として早めに準備し、将来的な大幅な収入アップにつながるようにしましょう。

ピラティスインストラクターのやりがい、楽しさ、魅力

ピラティスインストラクターの魅力は、大好きなピラティスの魅力をたくさんの人に伝えることができることです。クライアントの成長や健康への貢献を実感することや、自身のスキルや知識の向上にも繋がるため、やりがいや楽しさを感じることができます。

50代でピラティスインストラクターになりたい志望動機・目指すきっかけ

ピラティスと一生触れていたいという思いや、自身の健康や身体の改善経験から、ピラティスインストラクターを志望する人も多くいます。また、自身のパーソナルトレーニングのスキルを向上させたいという目標もあります。

ピラティスインストラクターの雇用形態・働き方

ピラティスインストラクターは、雇われて働く人のほか、フリーランスとして独立して活躍する人もいます。フリーランスとして働く場合は、自身のスケジュール管理やクライアント獲得に努める必要があります。

フリーランスとして教室やスタジオを自分でもつことで教えることもでき、またインストラクター養成講座を開くなど、年齢のギャップなく経営者として働けることがベストです。

ピラティスインストラクター50代の求人・就職状況・需要

ピラティスインストラクターの資格を持っておくことは断然就職に有利です。需要は近年急速に拡大しており、ピラティスの人気は増しています。ただし、競争も激しくなっているため、継続的なスキルアップや自己ブランディングが重要です。

上記は20代、30代の若いインストラクターを目指す方々がやるべきことと同じことをやるのは当然で、50代にしかできない強みを作っていく、活かしていく必要があります。

たとえば実際に50代でヨガインストラクターとして活躍していらっしゃる女性の講師の方ですが、シニア世代を対象とした＜ヨガの職場＞をターゲットに活躍の場を広げていることがわかります。

スタジオ・ヨギーでyoga50という企画プログラム（現在は終了しています）でアシスタントをさせていただきました。その後、ヨギーのオーディションに合格し、レギュラークラスを担当することになりました。

あとは、地元の行政で生涯学習サポーターというのがあって、そこにヨガインストラクターとして登録しています。そこから、ヨガクラスの依頼があります。これをきっかけに、高齢者を対象に、介護予防ヨガをやるようになりました」
ヨギーマガジンより

地域の職業安定所にピラティスインストラクターとして登録しておくと、地域の行事として、病院やクリニックの行事としてピラティスを教える話を依頼される可能性もあります。