日本国内のバレエ団でプロのバレエダンサーとしてだけで生活費を得られている人たちはほとんどいませんよね。
ほとんどの人がバレエ教室で講師をしていて、バイト的に教えをやっていたり。
ジムやカルチャーセンターの受付業務をしていたり。
現役時代は、生活費を稼ぐためにわりきって派遣で午後から夜まで事務の仕事をしている人もいました。
舞台にたつこ、リハーサルやレッスンを毎日することだけでバレエ団に所属しているだけで生活の保障が最低限でもある欧米やアジアの大きな国立のカンパニーとは待遇が大違い・・。
最近は日本人バレエダンサーのバレエ体型も欧米化しているし、見た目もバレリーナ体型、バレエのテクニック的にも欧米人に劣らないのに、こういう昔ながらの状況には個人的に不満を感じています。
よくバレエ関係者の仲間内で言われていることですが、女性のバレリーナは30歳前後でバレエ団を辞めて結婚して経済的な安定は男性に求めて、自分はアルバイト的にバレエを教えたりすればいい、と言ってるのを耳にします。
子どもができればそちらに10年単位以上でかかりっきりなるから、経済的に安定した男性と結婚するのが現実的という同業者の切実な声にも理解はできますね。
フリーの男性のバレエダンサーは40歳近くなるとケガも体力も落ちてくるから発表会ダンサーとしても依頼がガクッと減少していくのは現実です・・。
発表会ダンサーとして年収をある程度確保できているのはほんと一握りのダンサーたちだけで、悲しいことにバレエに関係ないバイトをして生活費の大部分を賄っている同業者も愚痴をもらしてますからね。
その人はまだ30歳手前のフリーの元某バレエ団出身でした。
バレエ団時代もソリスト級にはなっていないので、名前もほとんど知られていないし、レッスンもまともに定期的にしていないので、発表会ダンサーとして依頼がきてもなかなか同じパドドゥ依頼者から次のオファーもいただけていない状況。
男性のバレエダンサーも現役時代にどれだけ自分の名前が売れているか、フリーになってもゲストダンサーとしてバレエ団に特別出演したして仕事を確保していく必要がありますよね。
元新国立バレエ団のプリンシパルのYさんのように、ロサンゼルスバレエ団でゲストに呼ばれて踊ったり、とフリーのバレエダンサーとしても世間で名前が知られていないと、バレエ団を辞めたあとの生活費をどうやって確保していくか?っていう重い壁にぶちあたります。
そういうことにもならないために現役時代から、少しずつ時間に余裕のある時にできるネットビジネスで将来的に安定した生活費を確保できる資産サイトを作っていくのも1つの生き方えす。
ネットやパソコン、スマフォを使わないビジネスはもう時代遅れです。
コメント