バレエダンサーの年収というとバレエ関係者でも公に公言している人はめったにしなく、平均年収もベールに包まれている部分がある。
国内のバレエダンサーの多くは20代が大多数なので、20代の(バレエ)ダンサーの平均年収は推定でだいたい300万円ほどというデータがでている。
上記の年収は、男性のバレエダンサーで発表会ダンサーとしてのギャラ収入の大部分を占めていることが理解でいます。
ここで注目したいのが、平均年齢が28.9歳だということ。
やはり体を酷使する職業なので体力の限界や、外見の限界、ケガ等の理由で多くのバレエダンサーが20代後半、30代半ばで現役を終わり人も多く、それ以降のバレエダンサーも将来の生活について現実が重くのしかかってくるのは避けられません。
現実的にバレエダンサー同士のご夫婦が教室経営したり、バレエ以外のバイトや副業をすることによって生計を立てている人も少なくはないのも事実です。
一方、一般サラリーマンの20代の年収はバレエダンサー(特に男性のバレエダンサーや発表会ダンサー)とそれほど変わりません。
(Duda)
30代、40代になるにつれ会社での役職や経験で年収が増える一方、バレエダンサーの年収は、ほんの一部の人を除き20代~30代前半で徐々に減る方向になっています。
ケガや体力、見た目勝負の世界なので仕方ないことですね。
(Duda)
海外のバレエ団とは違い、給料制ではないので関西バレエ発表会ダンサーの場合、日雇い肉体労働者と同じですので、怪我や病気になるとその日から給料がありません。現役が短いです。 ローンも組めません。引退後の保証もありません。
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常に仕事があるわけではない。どんなに経歴があっても年齢とともに仕事は確実に減っていく。流行りで常に内容が左右される。怪我などで超人さを失った瞬間失業。失業後、先生や振付家などの道を目指すのもかなりの経歴、人望が無いと経営が続かない。
バレエダンサーとして活躍した後、いざバレエ教室を開くにしても100万単位の初期費用が必要になります。
またバレエを習わせる両親としては特に女の子の場合、男性の先生のバレエ教室よりも女性の先生のバレエ教室で習わせるほうが断然安心という声もばれ関係者から多く聞こえてきます。
そういった意味で今の発表会ダンサーとして生活費を確保できていても、その先の将来性を考えて行動しないと心に余裕のない生活を送るようになってしまいます・・。
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