谷桃子バレエ団のチケットノルマの現状

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谷桃子バレエ団でプロのバレエダンサーとして活躍する檜山和久さんのインタビューでバレエ団のチケットノルマについて語られていることで、このバレエ団にはチケットノルマは女性だけでなく、男性のバレエダンサーにもチケットノルマを課している事実が分かりました。

 

・・・そのひとつが「チケット負担」だ。出演者それぞれが役に応じて一定数、公演のチケットを割り振られ、各自で買ってもらう観客を探すというシステムである。これは国内のバレエ団で多く取られている方法だが、日本のバレエ界の現状を象徴する慣習といえる。「どうやったら観に来てくれるだろう、と頭を働かせたことは何度もあります」と話す。

(慶応塾生新聞会 http://www.jukushin.com/archives/27469

 

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女性だけにチケットノルマを課せるというバレエ団もあります。

 

バレエのお教室の発表会だと、プロのダンサーではない発表会でも有料チケットにする理由は、ゲストの男性舞踊手への謝礼になっていたり、スタジオの経営費になっていたりと、一般の人にはわからないようなグレーの部分もあります。

 

バレエ団でもバレエ教室でも、日本ではバレエやダンスはそれほど一般市民には浸透していない文化なので、チケットノルマをダンサーたちに課していかないと舞台自体も観客の少ない舞台になってしまう可能性があるので仕方ないという事実もあります。

 

いずれにせよ生活費はバレエ以外のバイトや、バレエ教室でのインストラクターの掛け持ちで余裕のある生活は難しいけどなんとか生活できるくらいの月収は得ているダンサーが大半です。

 

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バレエダンサーの同士の結婚も多いですが、30代後半、40代、50代以上になった時に生活の安定、老後の安定を考えると経済的に難しいご夫婦もいらっしゃいます。

 

欧米の大きなバレエ団と違い社会保障がなにもない「お稽古事」の域をでていない日本のバレエダンサーの現状は、将来の自分の経済的な意味で生活を考えるとやはり大きな不安がのしかかってきます。いつまでも踊りだけでは生活はできませんから。

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