スポーツ系のインストラクターがかなり安月給でこき使われ、かなり大手のジムやフィットネススタジオ、ピラティスやヨガスタジオ等でも労働条件、社会保険条件もかなり劣悪な事実が浮かび上がってきました。
ここでは正社員、契約社員、アルバイトの雇用形態でスポーツジムやフィットネスで働いているインストラクターの年収の低さをまとめています。
(フリーランス、業務委託、パーソナルトレーナーの場合は除く)
将来、老後のための貯蓄もできず、生活に余裕もなく、労働条件も満足でないそんな仕事で生涯を終えたいですか?
本当です。会社にもよるでしょうが私は誰でも必ず知っているであろう有名スポーツクラブでアルバイトしていました。
ヤフー知恵袋より
正社員は店長とマネージャーだけで、あとは契約社員のようなものとアルバイトだけでした。
当時21歳だった契約社員の子が月給12万円と言っていました。バイトの時給はどんなにがんばっても千円未満です。
好きじゃないとやっていけない仕事だと思います。
給料は月10万円後半やね。
会員なんて水みたいに流れるものやから、ちょっと不景気になればあっという間に消える。
大体、夏前とクリスマス前に会員が一時的に増え、1カ月もすればほとんど退会する。あとは年齢の壁もあるやね。
ヤフー知恵袋
若くてピチピチしたインストラクターじゃないとダメ。
だから30歳あたりで辞めるか、事務職に入るか、独立するか。
KONAMIのお給料
正社員でマネージャーの方(転勤あり)のお給料もすごく安いんでしょうか?
時給換算800円位です。
ヤフー知恵袋
50代のインストラクターになっても20代の年収と変わらない労働条件の悪さ
ちょっと驚愕な事実をみつけてしまいました。
スポーツ系のインストラクターで、正社員を続けてきた50代の男性の年収が300万円代前半です。
これは20代の正社員のインストラクターの年収とほぼ変わらず、女性一般職の初任給程度の年収しかもらえません。
時給に換算数と最低時給の1000円程度・・。これでは下手するとコンビニの夜勤やスーパーのレジの方が時給高いですよ?
大手有名なジムやフィットネスのインストラクター正社員の月給
スクール名(東京) | 正社員・契約社員月給 | アルバイト・パート時給 |
FITNESS GYM T.I.S | 22.0万円〜 | 1,200円~ |
ホットヨガLAVA | 204,000円~ | |
トータルボディヨガ | 19万円 〜 | 1,000~ |
ストレッチ専門店ストレチックス | 22.7万円〜 | 1,050円〜 |
(求人ボックス、マイナビ、リクルート、自社サイト等を参照)
東京都の場合、スポーツ系のインストラクターの初任給は20万円前後、アルバイトやパートだと、最低賃金1,050円前後の仕事となり、拘束時間、時間外の仕事、労働条件、平均年齢30歳前後~35歳前後を考慮すると、生涯続けられる職かどうか考えさせられることが浮き彫りになりました。
インストラクターの雇用条件の変化
コロナの影響以降、一時的にスタジオの閉鎖に追い込まれたため、赤字決算を迎えたスタジオやジム多く、正社員のインストラクターの方々も雇止めや解雇、年収減少へ追い込まれるケースが多く見受けられました。
2021年末から、東京や大都市の自粛営業の規制もなくなり、徐々に経営状況も少しずつ上がっていますが、大打撃をうけた経済状況はすぐには取り戻せません。
そのため、経費削減のため、正社員ではなく契約社員やアルバイトの採用が増え続け、何かあったときに労働法的に経営状況からすぐに解雇できる労働形態を契約をインストラクターへ強いられている傾向がより強くなりました。
条件によっては契約社員やアルバイトから正社員に採用されるケースもありますが、年収も低く、労働条件の悪い企業の元でずっと働きたいと思う人たちは多くはありませんよね?
また正社員ではないのに、正社員と同様の責任ある業務を任されることもあり、時給、労働条件、社会保険等のことを考えると、いいように経営者側に使われているのではないでしょうか?
本来なら労働に見合った時給、お給料を決めるべきですよね?
いつか早い段階で独立して今後の生活、老後の生活を見据えた貯蓄をするために、自分のペースで資産化ブログを作っていくのもありだと思います。
まとめ、スポーツインストラクターの年収の低さと老後の不安
大手のジムやフィットネスで働いているインストラクターの年収がかなり低いことが浮かび上がってきました。
20代の平均年収が50代男性インストラクターの年収とほぼ変わらない事実も踏まえ、このままずっとインストラクターとして職業を続けていいかどうか、かなり不安だと思います。
低い年収のままであると、特に男性は結婚できるか、結婚したとしても経済的な理由から子どもの有無、住宅購入の問題、老後の生活や貯蓄等、全てにおいて大きな不安をかかえて生きなくてはならないということが暗示されていますよ?
もし老後の生活を心配するのであれば、好きな職業であるなら、生活をもっと豊かにするためにWワーク、在宅ワークで他の仕事で賃金を得る手段を若いときから開拓すべきです。
スポーツインストラクターとして働けるのは約20代から30代までの人が多く、年齢を重ねるごとに風潮としてインストラクターとしてジムやスタジオに居づらい状況になってきます。
長期的に在宅ワークで資産をためていくのであれば、ネットビジネス系で収益を次々と生むブログ収益で収入アップしてもいいですね。
最近は、経費削減のため、フィットネスクラブやスポーツジムでは契約社員やアルバイトの雇用が増えています。
ただし、契約社員やアルバイトから、社員に採用されることも少なくありません。
コメント