バレエダンサーで現役後の身の振り方、いろいろあります。
バレエ団出身の多くの人の場合、お教室を開いたり、雇われ講師だったり、バレエと関係のない職業に就く人はそれほど多くはないのが事実です。
雇われ講師だと、欧米と違ってバレエが職業として社会で認められていない日本では、若い人が優遇される職業として扱われているので、年をとるにつれて不安ですね。いつまでバレエ講師として収入が入るか・・。生活できるか・・・。
そういう人たちにとって、バレエに真剣に取り組んでいて、ある程度お金もかけているジュニアや大人の人たちは、言い方は悪いけど、悪い意味でそういう元ダンサーに食い物にされがち。
今日はそういった話題についてお伝えします。
真剣に取り組んでいる大人の生徒にとっては、舞台参加の話しや個人レッスンの話が先生からよくきます。
1度参加すると毎年何か舞台や発表会があると、そういったお話を頂きます。
そうして個人レッスンも兼ねてそういった話をされるので、1つ終わると次の話しが舞い込んでくる。
一見、発表会や舞台のお話を頂くのは嬉しいことに感じるけど、ちょっと待ってください。そういった話のさきに、「個人レッスン代が欲しい」という先生の欲望もあるのを知ってますか?
そう、個人指導は通常のレッスン料より高めに設定されています。なんといっても個人ですから。先生によって金額はちがってます。
男性のリハ代は1時間10,000円が相場ですよ。
女性の先生の個人レッスンは料金にばらつきがありますが、1時間やはり1万円未満するのが常識です。
どうです?生徒が5人もあつまれば、週1回で10,000円×5=50,000円です。
バレエ講師としての月収が20万円代だったら、この5万の収入は大きいですよね?!
だから毎回、毎年味を占めてしまう先生がいらっしゃるんですよ。
バレエの講師という収入が不安定な職業を選らんだのは、その人各自の責任です。
生活がぎちぎちだったら、バイトすればいい話。
真剣にバレエに打ち込んでいる生徒に付け込んでお金を巻き上げようとハイエナのように群がる一部の(元)バレエダンサーのかたがた。これにはあきれてしまいますね。
そういう心根を悪い人、ダンサーには少なくありません。
そしてわりとお金がありそうな生徒に静かに群がっています。もしそのように利用されていると思ったら、静かに離れていってください。
連絡先をもっているのなら非通知にするとかね。
下手に男性ダンサーとリハの関係等をもってしまうと非常に面倒くさいです。
生徒数が少ないお教室をもっている女性のダンサーもそうです。
注意が必要です。
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