バレエ教室運営側からみるバレエ講師の実情と今後の予想

バレエ講師を雇っている経営側の現在の年収と仕事の内容をざっくり教えてもらいました。年収は一人暮らしできるほどで、20代~30代の事務職OLと同程度のお給料。

 

現在29歳、勤続年数7年目。年収は300万弱。

 

仕事の内容:

バレエ教室、ダンス教室等のこどものための教育サービスの仕事をしています。こどものための習い事事業を展開。バレエ教室、子供英会話、そろばん教室、ダンス教室、プログラミング教室、学習塾を手広く経営。

 

教室の立地:

スクールの立地は、都内や都内近郊の商業施設内に教室をもっています。また幼稚園や保育園、個人経営やフランチャイズのスクールに講師を派遣することもやっています。またネットを使った、オンライン英会話、オンラインバレエ、オンラインスクールなどの事業も始めました。

 

まずは20代後半のバレエスクールにやとわれているバレエ講師の現状の生の声を聴いてみましょう。

バレエ教室等の子どもの習い事、教室運営の現状の問題点

バレエ教室等、子どもの習いごとやお教室を運営していくうえで今抱えている問題点が浮き彫りになってます。

① バレエ教室等、子どもの習いごとのスクール運営側の人手不足

例えば都内の大きなバレエスクール、バレエ団直下のバレエ教室では事務スタッフが運営に関する全ての業務を担当していますが、小規模のお教室であれば、運営側スタッフが人材不足で、一人一人にかかる業務担当の負荷が大きいことがかなり問題です。

 

一日8時間、バレエを教えるクラスの前後に事務業務のバイトをしていると夜自宅に帰ってから疲れて何もやる気がしないです。

 

ご飯を食べてお風呂に入り、少しテレビやスマフォをチェックして早めに寝てしまう生活の繰り返しです。

 

雇われ講師である時間が多いほど、自分のバレエに集中するための時間やプライベートの時間がとりづらいす。

 

人手不足のお教室では、バレエ講師がレッスン前後に生徒さんの出席、保護者対応、来客対応、スクール入会の説明、レッスン後の掃除他、事務スタッフがやる仕事を負担している場合が多く、拘束時間も長く、バレエ講師が自分のレッスンや舞台のリハに参加するための時間を調整するのが厳しい現状もあります。

 

②バレエ教室他スクール運営側の組織の問題が浮き彫りに

①の問題点で述べたように、バレエ講師がバレエスクールの事務処理を担当するお教室もあります。運営者や代表者はスクールに常時いるわけではありません。

 

来客者や生徒の親からのクレーム処理が時にはあるため、業務時間が過ぎても残業をさせらることもあるのが大きな問題です。

 

③パソコンやネット作業に慣れていないバレエ講師もいるため、事務作業の効率が低い

大きなオープンクラスのバレエ教室でも、事務としてのパソコンやネットの研修はなく、事務スタッフの事務能力に比例することが大半。

 

そのためパソコンやネットができるバレエ講師兼スタッフに負荷がかかりやすいです。

 

それぞれで運営を回している状況のため、会社の人事ではなく、事業の担当者が人の採用から研修まですべて同じ社員がまわしている、というのが現状です。

 

このような問題点がお教室運営側の問題点として浮き彫りになっています。スタッフ兼バレエ講師のバイトの求人応募をしても、事務処理が未熟なバイトも多いため、離職の原因にもなってしまいます。

 

お給料や雇用体制から考えても、バレエ講師やこうしたお教室運営側のバイトスタッフの問題点もかなり深刻です。

 

まずOLと比較して最も不安材料は、65歳までに確実に働ける企業ではないこと。社会保障が確立していないお教室も多いので、退職金もなし、国民年金の給付だけでは生活できないのが実情です。

 

時間も拘束され、社会保障もないまま、バレエ講師として又はお教室スタッフとしてどのように将来的な生活や貯金について考えていけばいいのでしょうか?

 

また生徒から見るとモデルやキャビンアテンダントのように若くて華やかな職業としてみられるので、見た目も若く美しい先生に生徒は集まる傾向がどうしてもあります。

 

よほど名のあるバレエの世界での大先生でないと、年齢ととともに雇われ講師は仕事が減ってしまいます。そうなってから年収をあげたり、バレエの講師の道一本で生活費を安定して得るのは大変厳しくなってくる現実が待ってます。

バレエ教室等、子どもの習い事事業の将来性

子どもの数が圧倒的に減っている現在、少子化がますます悪化していき、子どもの数がへるため習いごと事業は廃業か減収においこまれるのではないか?と思う人もいると思います。

 

が実際は、そういった業界は家庭の経済状況によりますが、経済的な格差が広がっている今、習いごとができる子どもがいる裕福な家庭ではこの業界は生き残っていくのではないかと言われています。

 

裕福な家庭では、子どもの幼稚舎、小学校・中学の受験等、子どもの教育のためにお金をかけます。

 

また共働きをする過程では、保育園や幼稚園に預けるため、バレエ講師他、こういった子どもを預かるサービスでの需要もあります。

 

また子育て中のお母さんが子どもと一緒にレッスンを受けることができるバレエ教室も増え、保育園等にかかる費用もなくなるため、こういった子どもを預けるサービス型のお教室事業の需要はますます多くなるのではないと予測されます。

 

これからバレエ講師のバイトを探す人はこういった、派遣型講師を募集しているお教室も視野にいれるといいのかもしれませんね。

 

またバレエを教えることだけではなく、最低限でもパソコンやネットが学べる講師兼スタッフのお教室の求人も考えたほうがお得です。

同時にパソコン操作やネット操作、事務経験も積めるようになるので、将来的に時分のお教室を開きたい人にとって経営側のノウハウを学べるいい機会となります。

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