「ワンオペ育児がつらい」「理解のない夫に疲れた」そんな言葉をSNSや掲示板でよく見かけますよね。私自身も、結婚当初は「子どもが生まれたら夫婦で助け合っていこう」と信じていました。でも現実は違いました。気づけば、朝から夜まで子どもと二人きり、夫は家計を支えるだけで、心はすれ違うばかり。
結果、私はワンオペ育児の果てに離婚されました。この記事では、同じように悩むあなたに、私の経験とそこから見つけた希望をお伝えします。
離婚のきっかけは“ワンオペの限界”と“心の孤独”だった

結婚当初は夫の仕事を応援し、自分は育児を担当する役割分担でした。だけど、夜泣きも発熱も、子どものすべてを一人で抱える日々が続くと、次第に心が擦り切れていくんです。どんなに頑張っても、夫からの言葉は「俺も疲れてる」「専業主婦なんだから当たり前」。この一言が刺さりました。愛情よりも“役割”でしか見られていない現実に、心が冷えていく瞬間——それが離婚の始まりでした。
- 夫の「俺も働いてる」発言に共感されない孤独感
- 夜泣き・発熱など24時間体制の育児負担
- 感謝されず「やって当然」と扱われる虚しさ
「共感されない孤独」と「感謝されない現実」が、心を追い詰めます。優しい言葉ひとつで救われるのに、それがない。気づけば涙が止まらない夜が増えました。
共感を失う夫婦関係は、時間とともに“愛情”ではなく“我慢”でつながるようになる
最初は「今だけ頑張ろう」と思っていても、共感のない毎日は砂漠のようです。夫は外で働き、私は家で子どもを育てる。どちらも頑張っているのに、「あなたも大変だね」と言い合えない関係になると、次第に気持ちは離れていきます。夫婦の会話が減り、視線を合わせるのも億劫になり、やがて離婚という言葉が現実味を帯びていくのです。
離婚された理由は“理解されなかった努力”だった

夫から突然告げられた「もう無理だ」という言葉。私は何がいけなかったのか分かりませんでした。家事も育児も、完璧じゃないけど一生懸命だったのに。でも、後から冷静に振り返ると、私も夫の“疲れ”を見ていなかったのかもしれません。ワンオペ育児は、自分が大変すぎて、相手への思いやりを忘れがちです。どちらかが倒れそうになるまで我慢してしまう。気づいた時にはもう、関係は壊れていました。
- 会話が減り、報告だけのLINEになる
- 子どもの話題しか共有しなくなる
- 「もう話してもムダ」と諦める気持ちが出る
夫婦関係が冷え切る前には、必ずサインがあります。忙しさや疲労のせいで見逃してしまうけれど、「言葉が減る」「視線が合わない」「話しかけても反応が薄い」——そんな小さな違和感が、やがて大きな溝をつくります。
すれ違いを修復するには、まず“相手を責めない”勇気が必要
感情的になると、「どうして分かってくれないの?」と責めがちですが、相手を責めた瞬間、心の扉は閉じます。大切なのは「今の自分の状態を伝えること」。たとえば「最近、夜泣きで眠れなくて辛いの」と“現状”を伝えるだけで印象は変わります。相手を動かすより、まず理解を求める姿勢をもつことで、対話の糸口が生まれます。
離婚後のワンオペ育児は「自由」と「孤独」が紙一重

離婚して最初の1年は、心が軽くなったようで、実際には不安の連続でした。経済的に苦しい中でも、子どもの笑顔に支えられる瞬間があれば、救われた気持ちにもなります。ただし、ワンオペでの再出発は、現実的な覚悟が必要です。子どもの病気、保育園、仕事の両立。誰も助けてくれない夜は、何度も泣きながら食器を洗いました。
- 収入が安定せず家計が常にギリギリ
- 子どもの発熱で職場に迷惑をかける罪悪感
- 「ママ1人で大丈夫?」という周囲の偏見
シングルマザーとして生きる現実は、想像以上にハード。でも、同時に“自由に生きる喜び”もありました。誰にも遠慮せず、自分の選択で子どもを育てていける。この小さな自立感が、心の支えになっていくんです。
自由は不安とセット。でも「私が選んだ人生」と思える瞬間が強さになる
経済的不安、孤独、社会の目。どれも重く感じます。でも、誰かの期待ではなく“自分の意志”で生きるようになると、少しずつ世界が変わります。たとえば仕事を得て、自分で家賃を払い、子どもを笑顔にできたとき——あの時の涙は、きっと誇りに変わります。
ワンオペ育児で離婚された後の「現実的な生活再建ステップ」

離婚したあとの生活は、感情よりもまず現実を整えることから始まります。私も最初の3か月は心もお金も不安定でした。でも、焦っても何も進みません。小さくても行動することで、少しずつ自信が戻っていくものです。ここでは、離婚後にやってよかった具体的なステップを紹介します。
- 生活費の全体像をノートに書き出した
- 児童扶養手当や医療費助成などの制度を調べて申請
- 小さくても自分で稼ぐ仕組みを作った(在宅ワーク)
最初に「お金の見える化」をしたことで、漠然とした不安が少し消えました。制度を使いながら、在宅で仕事を続けることが生活の軸になっていきました。
支援制度を調べることは、前に進む“最初の小さな成功体験”になる
児童扶養手当、医療費助成、母子家庭向け家賃補助など、制度は調べれば意外と多くあります。市役所の相談窓口で「どんな制度が使えますか?」と聞くだけでも大丈夫。窓口の職員さんは慣れていますし、親身に話を聞いてくれる人が多いです。知らないことを調べて行動するだけで、「私はもう動けるんだ」と感じられるのが大きな一歩でした。
孤独に押しつぶされそうな夜をどう乗り越えるか

離婚して一人で子どもを育てると、夜になると涙が出ることがあります。子どもが寝静まったあと、リビングの静けさが心に刺さる。SNSを開いても、幸せそうな家族の投稿が目に入ってしまう。そんな時、私は“孤独を責めない”と決めました。「私は一人じゃない、同じように頑張っている人がいる」と言葉にすることで、少しずつ心が回復していきました。
- スマホから同じ境遇の人のコミュニティに参加する
- 寝る前に「今日できたこと」を3つ書く
- 夜中のネガティブ思考は“明日の朝に持ち越す”と決める
孤独はなくせないけれど、軽くはできます。「がんばれない夜」もあっていいんです。自分を責めず、眠ることだけを目標にする日があっても、生きる力はちゃんと戻ってきます。
“強くならなきゃ”ではなく、“弱い自分も受け入れる”ほうが前に進める
「シングルマザーは強くなきゃ」と思いがちですが、実はそれが心を追い詰める原因になります。泣いていいし、弱音を吐いてもいい。人に頼ることも、自立の一部です。完璧じゃなくても、今日をやり過ごせたならそれで十分。そうやって少しずつ、自分のペースを取り戻していきましょう。
「子どもと二人の時間」をしあわせに変えるために

ワンオペ育児は孤独な反面、子どもとの距離が誰よりも近いという特権があります。私も最初は“重荷”と感じていましたが、ある日子どもが「ママの笑顔がすき」と言ったんです。その瞬間、世界が変わりました。子どもにとっては「母親が笑っているか」がすべて。仕事より、完璧な家事より、その笑顔が何よりも安心になるんです。
- 朝一番に「今日も大好き」と伝える
- 家事より子どもの話を3分だけ優先する
- 寝る前の“ぎゅっ”を欠かさない
ほんの数分でも子どもと目を合わせる時間を作るだけで、親子の関係は安定します。愛情を感じると、子どもは安心し、親も少し心が軽くなる。その積み重ねが“ワンオペでも笑える毎日”をつくっていくんです。
完璧なママをやめたら、子どもとの関係がもっと楽になった
「ママはいつも怒ってる」と言われてハッとしたことがあります。疲れと焦りで、いつの間にか笑顔を失っていたんです。でも、“ちゃんと育てなきゃ”をやめて、“一緒に生きよう”に変えたら、関係が穏やかになりました。食事が簡単でも、掃除が終わってなくても、子どもの心は満たせます。完璧より、笑顔のある家庭。それが一番の子育てです。
仕事・家事・育児の両立は「効率」よりも「ゆるさ」で保つ

離婚後の生活は、時間もお金もギリギリ。でも完璧にやろうとすると、心が先に壊れてしまいます。だから私は“やらないことリスト”を作りました。「毎日洗濯しない」「夜ごはんは冷凍もOK」「掃除は週末だけ」。自分を責めずに力を抜くことで、むしろ家庭が回るようになりました。
- 「やらない勇気」を持つ
- 「完璧より継続」を意識する
- 「助けてもらうこと」に罪悪感を持たない
頑張り続けると、いつか燃え尽きます。だからこそ、「今日はもういいか」と思える日が大事。肩の力を抜くことは怠けではなく、続けるための戦略なんです。
“ゆるく生きる”は逃げじゃない。自分を守るための賢さ
世間の目やSNSの理想に縛られる必要はありません。ワンオペでも、離婚しても、笑顔でいられる方法は人それぞれ。周りにどう見られるかより、自分と子どもが心地いいかどうかが最優先。小さな「まあいっか」を積み重ねることで、穏やかで強い日常ができていきます。



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