夜になると「また眠れないかも…」と不安になってしまう、そんな毎日を送っていた私。不眠症に悩む主婦としての経験と、克服するまでの道のりをリアルに綴ります。眠れない辛さに共感しながら、心と体に寄り添った改善策を紹介していきますね。
眠れなかったあの頃の私|主婦ならではの不眠症の落とし穴とは?
子育てや家事に追われる日々。夜になってやっと一人の時間ができたと思ったら、スマホをいじって目が冴えてしまう…。そして布団に入っても眠れない。そんな日々を繰り返していた私。不眠症って単なる睡眠不足じゃないんだなと、身をもって実感しました。
不眠症の原因は生活の中に潜んでいた
私が不眠症になった原因は、決して特別なことではありませんでした。日常の何気ない習慣の中に「眠れなくなる種」がたくさんあったんです。特に主婦は、家にいる時間が長く、自分のリズムを崩しがち。実はそれが一番の原因でした。
- 朝日を浴びずに一日中カーテンを閉めていた
- 寝る直前までスマホを見ていた
- カフェインやお酒の摂りすぎ
朝の光を浴びないと体内時計がリセットされず、夜になっても眠くなりません。寝る直前のスマホはブルーライトで脳が覚醒。さらに、コーヒーやお酒は一見リラックスできるようで実は逆効果でした。
朝日を浴びない生活がリズムを狂わせていた
私は毎朝カーテンを閉めたまま過ごしていて、体内時計が乱れっぱなしでした。朝の太陽の光はメラトニンの分泌をリセットする働きがあり、それがなければ夜に眠気が来にくくなります。たった5分でも窓を開けて外の光を浴びるだけで、眠りが変わってきました。
スマホが原因だったとは思いもよらず…
布団に入ってからのスマホチェック、当たり前になっていませんか?私は毎晩SNSや動画を見てから寝る習慣がありました。でも、スマホから出るブルーライトが脳を刺激して、入眠を遅らせていたんです。スマホは寝室に持ち込まない、と決めただけで寝付きがぐっとラクになりました。
リラックスのつもりが逆効果!?カフェインとお酒
午後のコーヒー、夜の晩酌…リラックスしたい気持ちでついつい摂っていたこれらも、睡眠の大敵でした。私は夜の紅茶が習慣だったのですが、それをルイボスティーに変えるだけで、中途覚醒が減ったんです。お酒も寝付きはよくなるけど、眠りが浅くなるので注意が必要ですね。
私が試して効果があった習慣5つ
薬に頼りたくないけど、眠れないのは本当に辛い…。そんな私が日常の中で試して「これは効いた!」と思えた習慣を紹介します。どれも簡単で、お金もほとんどかかりませんよ。
- 寝る2時間前に照明を暗くする
- スマホは夕方以降触らない
- 湯船にしっかり浸かる
この3つを意識するだけでも、眠気が自然に訪れるようになります。体は刺激を受けすぎると、なかなかリラックスできないんですよね。
照明を暗くするだけで、体が「眠るモード」に
リビングの照明を少し暗くして、間接照明に切り替えるだけで、脳が「夜だ」と感じやすくなりました。私の場合、10時以降は電球色のライトだけにして、できるだけ静かに過ごすように心がけました。家族にも「夜は静かにモードでね」と伝えておくとスムーズです。
スマホ断ちで脳のスイッチを切る
「スマホを見ていると、なんとなく時間が経ってしまって気づいたら深夜…」ってこと、よくありませんか?私は思い切って、寝る2時間前からスマホをリビングに置いておくようにしました。最初は手持ち無沙汰でしたが、次第に本を読んだり、ストレッチをしたりと、リラックス時間に変わりました。
入浴で心も体もリラックス
シャワーだけで済ませがちだったお風呂を、しっかり湯船に浸かるスタイルに変えました。お湯の温度は38〜40度、15分ほど浸かると体温が一度上がって、出たあとに体が自然と冷えていくことで眠気が訪れやすくなるんです。アロマオイルを数滴垂らすのもオススメですよ。
試してよかった市販サプリ&グッズ|薬に頼らず自然な眠りへ
どうしても眠れない夜が続くと「このままで大丈夫かな?」と不安になってしまいますよね。私も最初は薬に頼ることも考えました。でも、まずは市販のアイテムを色々試してみることにしたんです。副作用が少ないもの、続けやすいものから始めて、いくつかのヒット商品に出会えました。
眠りに効果があった市販アイテム
- アイマスクと耳栓で五感をシャットダウン
- アロマディフューザーでリラックス空間を作る
- 睡眠サプリはメラトニン系よりハーブ系が合った
どれも安価で試しやすく、体に優しいものばかり。個人差はありますが、私には「香り」と「遮断」が大きなカギでした。
アイマスクと耳栓は思った以上に効果アリ
周囲の音や光に敏感な私は、アイマスクと耳栓を取り入れてみました。最初は少し違和感がありましたが、慣れると「無」の世界に入れる感じで、入眠しやすくなりました。寝室の照明や物音が気になる方には、本当におすすめです。
アロマの香りで自然と気持ちが落ち着く
ラベンダーやベルガモットの香りには、気分を落ち着ける作用があるそうです。アロマディフューザーで部屋に香りを漂わせるだけで、空間全体が“休息モード”に変わります。私は寝る前30分ほど炊いて、深呼吸をするようにしています。
ハーブ系の睡眠サプリは体にやさしい
メラトニン系のサプリが有名ですが、日本では購入が難しいため、私はカモミールやギャバ配合のハーブ系サプリを試しました。飲んですぐではなく、数日〜1週間続けて体感が出てきた感じです。緊張がほどけるような感じで、寝つきがよくなりました。
医療に頼ることへの不安と、私の選んだ道
眠れない日が続くと「もう病院しかないかな…」と悩む方も多いですよね。私も正直、精神科に行くのはちょっと抵抗がありました。でも、調べていくうちに「スリープクリニック」という専門の施設があることを知り、思い切って受診しました。
スリープクリニックは不眠専門の心強い味方
睡眠外来では、薬を出す前に生活習慣の聞き取りをじっくり行ってくれます。私のように軽度の不眠症のケースでは、薬なしで改善できることも多いそうです。クリニックでは、睡眠日誌やアプリを使って眠りのパターンを知ることから始めました。
薬に頼ることへの罪悪感はもう持たなくていい
私は最初、薬に頼るのは「負け」みたいに感じていました。でも、医師から「一時的なサポートとして使うのも治療のうち」と説明されて、考えが変わりました。必要なときだけ服用し、生活を整えることで、自然に減薬できるようになりました。
「眠れなきゃダメ」はやめていい|肩の力を抜いたら眠れた
いちばんの敵は、「眠らなきゃ」という焦りだったかもしれません。眠れないと「どうしよう」と考えて、ますます眠れなくなる…。そのループに気づいてから、私は考え方を変えました。「今日は眠れなくても仕方ない」と、自分に優しくすることから始めたんです。
「眠れない夜もあっていい」と思うだけでラクになる
眠れない日は、とりあえず布団に横になって「体を休める」だけでもいい。そう思えるようになってから、気持ちが軽くなりました。実際にはウトウトしている時間もあるものですし、無理に眠ろうとせず“休息する”ことに意識を向けるようになりました。
まとめ|不眠症は「生活を整えること」から改善できる
不眠症って、すごくつらいですよね。でも、生活を見直すことで、確実に変化が生まれます。朝日を浴びること、体を動かすこと、スマホを手放すこと…。どれも難しいことじゃないけれど、毎日の積み重ねが心と体を変えてくれます。
主婦の私が不眠を克服できたのは、「自分の生活にちゃんと向き合った」からだと思っています。このブログが、同じように悩んでいる誰かのヒントになれたら嬉しいです。あなたにも、ぐっすり眠れる夜が戻ってきますように。
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